大谷翔平、インハイ“悪球打ち”の妙技!死球の影響感じさせぬ2打席連続初球打ちのマルチ安打 チームは惜敗で2位と3差

ココカラネクスト2024年8月28日(水)13時59分

大谷が初回に技ありの右前打で出塁。この日マルチ安打を記録した(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月27日(日本時間28日)、本拠地でのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数2安打の成績だった。チームは2‐3で惜しくも敗れた。

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 先発コール・アービンと対戦し、初回の第1打席は初球からインハイ145キロのシンカーをうまく肘をたたんで右前に運ぶ技ありの安打で出塁した。さらに3回の第2打席も初球を叩き中前打でマルチ安打をマーク。2‐3で迎えた5回無死一・二塁の第3打席は三飛でインフィールドフライが宣告され、打ち損じに悔しい表情を見せた。8回の第4打席は左腕のシオネル・ペレスの前に見逃し三振に仕留められている。

 大谷は25日(同26日)のレイズ戦で左手首付近に死球を受け、患部の状態が心配されていた。ロバーツ監督は大事に至らなかったと口にしたものの、患部には青のテーピングを巻く状態だった。しかし、この日の2安打で心配を一掃した。

 試合前まで128試合に出場し、打率.292、41本塁打、94打点、40盗塁をマーク。本塁打争いではリーグ単独トップに立ち、打点ではこの日、ブレーブスのマルセル・オズナが2打点をマークして98打点となり、4打点差のリーグ2位となっていた。

 チームはナ・リーグ西地区首位に立つものの、2位以下が接近。Dバックスがこの日敗れたため3ゲーム差は変わらないが、4ゲーム差で3位だったパドレスが勝って3差に迫られた。ドジャースにとっては地区優勝に向けて負けられない戦いが続く。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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