佐々木朗希狂騒曲のカゲで…ひそかに注目集める「タフネス左腕」の挑戦の行方

2025年1月14日(火)12時13分 ココカラネクスト

小笠原は4年連続規定投球回をクリアとタフネス左腕で知られる(C)産経新聞社

 令和の怪物をめぐって争奪戦がし烈に繰り広げられている。

 ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指している佐々木朗希をめぐっては各球団が面談を行い、一部の球団にはすでに断りが入ったことも明らかになってきた。

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 ここにきてドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が有力候補にあがっている。パドレスにおいては、2023年度のWBCでも佐々木と交流を深めたダルビッシュ有がミーティングに出席したと米記者発信で伝えられている。

 交渉期限の米東部時間23日午後5時(日本時間24日、午前7時)が迫る中、剛腕の決断に注目が高まっている。

 一方で佐々木と同じくポスティングを利用してメジャー挑戦を目指している選手の去就にも注目が高まっている。

 今オフは中日から小笠原慎之介、阪神から青柳晃洋が同システムを利用して、メジャーの夢舞台を目指している。

 青柳の交渉期限は17日午後5時(日本時間18日午前7時)、小笠原は24日の午後5時(日本時間25日午前7時)までとなっている。

 また早くからメジャー希望を示してきた小笠原といえば、中日では長くローテを守ってきたタフネス左腕として知られる。セ・リーグでは巨人・戸郷翔征と並ぶ4年連続規定投球回をクリア、伸びのある直球とナックルカーブ、フォークも取り混ぜて、打者を抑えてきた。今季で28歳シーズンと若さも伸びしろを感じさせる。

 メジャーでは昨季、カブス・今永昇太が席巻。15勝3敗、防御率2・91の好パフォーマンスを残した。

 小笠原に関しては今永が所属するカブス含め、複数球団がすでに陣営と交渉していることも伝えられる中、果たして新天地はどことなるのか。 

 また阪神で昨季も開幕投手を務め、かつては最多勝のタイトルも獲得した変則右腕、青柳に関しても交渉期限が迫る中、動きはあるのか。佐々木の存在が大きくクローズアップされる中、ほかの日本人選手の動向にも引き続き、注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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