藤浪晋太郎 マリナーズとマイナー契約報道 勝負の3年目シーズン 「真価」を示せるか

藤浪は今季でメジャー挑戦3年目シーズンを迎える(C)Getty Images
MLB公式サイトは17日(日本時間18日)、メッツ傘下からFAとなっていた藤浪晋太郎がマリナーズとマイナー契約を結んだと発表した。
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マリナーズのスプリングトレーニングに招待選手として参加する予定。
藤浪は2023年に阪神からアスレチックスに入団。シーズン途中にオリオールズに移籍すると、メジャーのルーキーイヤーは64試合に登板、7勝8敗5ホールド、2セーブ、防御率7.18に終わった。
メジャー2年目となった昨季は開幕前に年俸325万ドル(約5億1000万円)プラス出来高でメッツと契約。しかし、スプリングトレーニングで5試合に登板して、0勝1敗2ホールド、防御率12.27とアピールを果たせず。開幕前にマイナー落ちとなった。
昨シーズンは5月に右肩の張りで負傷者リスト入りするなどコンディション面でも苦しい日々が続いた。マイナーで33登板、防御率5.94とメジャー昇格はかなわなかった。
今オフはプエルトリコのウインターリーグに参加し、腕を磨いた剛腕。藤浪の持ち味といえば160キロ超の剛速球、一方で課題は制球力にもある。
メジャー挑戦3年目、真価が問われるシーズンで輝きを取り戻せるか。注目の一人となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]