藤浪晋太郎のマリナーズ入りに現地メディアも熱視線! 球団の“再生プロジェクト”にも言及「復活を目指す素材として注目」

2025年1月20日(月)6時10分 ココカラネクスト

藤浪はマリナーズで再生できるだろうか(C)Getty Images

 新天地での活躍に期待が寄せられている。

 藤浪晋太郎がマリナーズとマイナー契約で合意し、スプリングトレーニングにも招待参加となることが現地時間1月19日に報じられた。昨年は開幕前にメッツ加入となるもマイナー生活が続き、メジャー登板を果せないまま退団に至っている。

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 2023年に所属したアスレチックス、オリオールズでは制球難が指摘され、昨年もウィークポイント改善とはならなかった。だが、今オフにはプエルトリコでウィンターリーグに参加していた藤浪に対し、マリナーズによりチャンスがもたらされた形だ。

 そして、米メディア『Sports Illustrated』では新たな環境に身を置く日本人右腕が、マリナーズにとって魅力的な存在であると評している。現地時間1月18日、藤浪の特集記事の中で、「マリナーズが2025年のブルペン強化に向け、大きな成果をもたらす可能性のある興味深い選手と契約を結んだ」と伝えた。

 同メディアは、渡米時より定評のある球威にフォーカスし、「2024年シーズンは大いに苦しんだシンタロウ・フジナミだが、その速球は健在だ」などと論じている。

 さらに、「マリナーズにとって興味深い“再生プロジェクト”になり得る」と主張しており、「同球団は近年、注目度の低いリリーフ投手を才能ある選手へと変貌させてきた実績がある。ドリュー・ステッケンライダー、ケイシー・サドラー、ジャスティン・トーパ、ポール・シーウォルドなどがその好例だ」と説明。藤浪に対しても、「30歳の彼は、マリナーズにとって復活を目指す素材として注目されている」などと評している。

 その上で、チームの現状にも触れており、「すでにアンドレス・ムニョス、グレゴリー・サントス、トロイ・テイラーらを擁するマリナーズのブルペンは堅実だが、フジナミが調子を取り戻せばさらに強力な布陣となる可能性がある」と見通している。

 昨年は肩の故障などもありコンディションにも苦しみパフォーマンスを存分に発揮できなかった。米球界3年目を迎える藤浪がマリナーズの一員として、マウンドで躍動する姿がみられるか。メジャー復帰への道のりが注目されるシーズンとなる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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