藤浪晋太郎が大炎上 3Aで4四球3暴投で3失点 1死しか奪えず降板 防御率13・50に
2025年4月23日(水)7時43分 スポーツニッポン
マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手(31)が22日(日本時間23日)、本拠でのアストロズ傘下3Aシュガーランド・スペースカウボーイズ戦に6回途中から3番手で登板。1死しか奪えず、4四球3暴投、3失点と大乱調だった。
0—0の6回1死三塁からマウンドに上がったが、1人目の打者をストレートの四球で歩かせ1死一、三塁にすると、2人目の打者への2球目が大きく外れ暴投となり、先制点を与えた。
これで1死二塁になると、2人目の打者も四球で出塁。さらに3人目の打者へも制球が定まらずに四球で歩かせ満塁にすると、4人目の打者への初球が頭部付近へすっぽ抜ける暴投で2点目を与えた。2球目は今度はひっかけてしまう暴投となり、立て続けに3点目も与え1死三塁にすると、中犠飛で4点目も献上。5人目の打者にストレートの四球を与えたところで降板が告げられ、うつむき加減でベンチに戻った。
24球のうち、ストライクはわずか6球。空振りは1球しか奪えず課題の制球難がもろに露呈する苦しい投球となった。
これで登板3試合続けて失点し、今季成績は8試合で防御率13・50まで悪化。メジャー昇格が遠のく登板となった。
メジャー3年目の藤浪は今季マリナーズとマイナー契約。春季メジャーキャンプに招待選手として参加もオープン戦は8試合で計7回2/3を投げて防御率5.87。マイナーでの開幕が決まっていた。
昨季はメッツと年俸335万ドル(約5億2000万円)で1年契約も、右肩の張りなどもあって1年間、マイナーで過ごした。これまでのメジャー通算成績は64試合で7勝8敗、防御率7.18。