【日本ハム】勝負の2025シーズン、注目される「2人の左腕リリーバー」の歩み

2025年1月24日(金)6時20分 ココカラネクスト

就任4年目となる新庄監督の起用にも注目が高まる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 間も無く今季もキャンプインを迎えるプロ野球。

 各チーム1、2軍振り分けも発表され、ここから開幕までし烈なチーム内争いが繰り広げられていく。

【関連記事】【日本ハム】注目集める正捕手争い ベテラン、若手、新戦力…「ダークホース」の存在も

 日本ハムでは、投手では昨年支配下に上がり躍動した福島蓮、柳川大晟や同じく昨年プロ初勝利を挙げた達孝太。野手では育成の山口アタルが1軍キャンプに名を連ね、フレッシュなメンバーの活躍も期待されている。

 一方で、実績ある2投手が2軍キャンプスタートとなっている。

 堀瑞輝は2016年のドラフト1位入団、今季はプロ9年目のシーズンを迎える。キレのあるスライダーを武器に、2021年にはチーム最多の60試合に登板し、42ホールドポイントをマーク。自身初の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得するなど、チームを支えた。

 だが、その後は左肩痛などの影響もあり、23年は5試合、24年の1軍登板は10試合と活躍の場を減らしている。昨季、チームが2位と躍進したシーズンにおいて存在感を示せなかった。

 またベテラン左腕は輝きを放った。昨季プロ17年目、39歳シーズンだった宮西尚生は6月に1軍へ上がると、安定感ある投球でチームを支えた。30試合に登板、特に注目されたのはポストシーズンの頑張りだった。ロッテとのCSファーストS第3戦では抑えとしてマウンドに上がり、ロッテ打線を三者凡退としっかり封じて、ファイナルS進出を決めた。これまでにプロ野球史上初となる通算400ホールドを達成。40歳シーズンとなる今季も貴重なキャリアを後輩に伝えるとともに、鉄腕ぶりも期待されている。

 昨季は52試合に登板し、34ホールドポイントをあげるなど、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した河野竜生と宮西の2人が左のリリーバーとして機能した。ここに、実績のある堀が加わることで、さらに中継ぎ陣の厚みが増し、勝利への道が近づく。

 特に堀にとっては背水の陣となる。春季キャンプからいよいよ始まる、し烈な争いの行方に注目が高まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「日本ハム」をもっと詳しく

「日本ハム」のニュース

「日本ハム」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ