「モノが違う」「別格」巨人のドラフト1位・石塚裕惺が目指す将来像は坂本か、岡本か

2025年1月31日(金)17時10分 ココカラネクスト

右の強打者である石塚への期待は高い(C)産経新聞社

 早くも評判は上々です。

 1月の新人合同自主トレを視察した球団関係者の間で、巨人のドラフト1位ルーキー・石塚裕惺への期待が高まっています。

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 花咲徳栄(埼玉)時代は走攻守三拍子揃い、3年夏にはチームを甲子園に導いた右の強打者。9月に台湾で行われた「第13回 BFA U18アジア選手権」では、侍ジャパン高校日本代表の「4番・ショート」として準優勝に貢献。いち早く木製バットに対応し、チームを牽引しました。

 スポーツ紙のデスクは言います。

「昨秋のドラフトで、巨人は1位で関西大の左腕・金丸夢斗を指名しましたが、4球団の競合の末、外しました。外れ1位では将来性豊かな高校生内野手の石塚へと方向転換。そこで西武との抽選を経て、交渉権を獲得したのです。石塚指名には、阿部監督の強い意向が働いたとも言われています。181センチ、90キロの堂々とした体格は素晴らしく、肩の強さはもちろん、守備範囲も広い。指揮官はベタ惚れである以上、『高卒ルーキーはまず数年間は身体作り』という定型に収まることなく、早い段階で1軍の経験を積むことも期待されます」

 将来的には巨人を背負って立つ存在であることは、疑いようがありません。となると、未来形は坂本勇人のようなショートの好打者か、あるいは岡本和真のようなサードの強打者か。どのように育成するのかが楽しみになってきます。

「高校時代を見る限りでは、本塁打を量産するというよりは、勝負所での二塁打などしっかり安打を積み重ねられる坂本タイプかなとも思います。一方、巨人としてはON、原、岡本、松井、由伸、阿部、岡本の系譜である和製大砲に育成したいとも思っているでしょう。いずれにせよ、まだ18歳。可能性は無限大です。願わくば長嶋茂雄さんと松井秀喜さん、高橋由伸さんと岡本和真さんのような、熱い師弟関係が阿部監督と石塚との間に形成されたら、ファンの思い入れはいっそう高まることでしょう」

 キャンプは2軍スタート。まずはケガに気をつけて、プロ一年目のキャンプを完走することを期待したいです。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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