ニューカッスルがプレミア5試合ぶりの勝利!…アストン・ヴィラは今季リーグ戦ホーム初黒星

2024年1月31日(水)7時16分 サッカーキング

ニューカッスルが敵地でアストン・ヴィラに3発快勝! [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第22節が30日に行われ、アストン・ヴィラとニューカッスルが対戦した。

 今シーズンはここまで4位につけるなど、就任2年目のウナイ・エメリ監督の下で好調を維持しているアストン・ヴィラ。とりわけ、本拠地『ヴィラ・パーク』では開幕以来未だにリーグ戦無敗を維持している。対するニューカッスルは10位に留まっているものの、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを撃破するなど、強豪相手に一歩も引かないゲームを見せている。第22節屈指の好カードは、果たしてどちらに軍配が上がるのだろうか。

 序盤はアウェイのニューカッスルがボール保持率で上回り、左のアンソニー・ゴードンやルイス・マイリーらを起点にチャンスを作る。対するアストン・ヴィラは中盤のブバカル・カマラやドウグラス・ルイスが効果的にボールを持つことができず、押し込まれる時間が続く。20分、ジェイコブ・マーフィーのロングフィードで相手DFラインの背後へ抜け出したゴードンがマークを振り切りシュートを放ったが、GKエミリアーノ・マルティネスに阻まれた。

 徐々にアストン・ヴィラが盛り返していた中で迎えた32分、ニューカッスルはキーラン・トリッピアーの右CKにファビアン・シェアが倒れ込みながら右足で合わせ先制に成功する。36分には再びトリッピアーの右CKからチャンスを作り、ゴードンがボックス外から放ったシュートがクロスバーを直撃。こぼれ球にいち早く反応したシェアが押し込みリードを2点に広げた。

 2点ビハインドのアストン・ヴィラは攻勢を強め、45+4分にはD・ルイスがボックス内へ走り込んだカマラへ絶妙なパスを通すもゴールならず。前半はこのまま0−2で終了した。

 後半に入り52分、ピッチ中央付近でのボール奪取からショートカウンターを発動すると、ゴードンのパスに抜け出したミゲル・アルミロンがボックス内左からファーサイドへ折り返す。マーフィーが倒れ込みながら放ったシュートが、カバーに入ったアレックス・モレノに当たってゴールに吸い込まれた。苦しい展開となったアストン・ヴィラはレオン・ベイリーとニコロ・ザニオーロを投入し状況の打開を図る。

 71分、アストン・ヴィラは後方からのロングボールで右サイドの敵陣深くへ抜け出したベイリーが中央へ折り返すと、最後は走り込んだオリー・ワトキンスがダイレクトでゴールに叩き込み1点を返す。さらに73分にはベイリーのスルーパスに抜け出したワトキンスがGKとの1対1を制してネットを揺らすも、VARの結果オフサイドがあったとして得点は認められなかった。

 その後はアストン・ヴィラが攻勢を強め、ニューカッスルがカウンターを起点に4点目を狙う展開が続く。互いにチャンスを作り出すものの、ラストパスやフィニッシュの精度を欠きスコアボードを動かすことができず。試合はこのまま1−3で終了し、ニューカッスルがリーグ戦5試合ぶりの白星を飾った。一方のアストン・ヴィラは今シーズンのリーグ戦におけるホーム初黒星となっている。

 次節は2月3日に行われ、アストン・ヴィラはアウェイでシェフィールド・ユナイテッドと、ニューカッスルはホームでルートン・タウンと対戦する。

【スコア】
アストン・ヴィラ 1−3 ニューカッスル

【得点者】
0−1 32分 ファビアン・シェア(ニューカッスル)
0−2 36分 ファビアン・シェア(ニューカッスル)
0−3 52分 アレックス・モレノ(オウンゴール/ニューカッスル)
1−3 71分 オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)

サッカーキング

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