クラブ史上101年ぶり…アーセナル、今季は2桁得点者なしでリーグ戦終了
2025年5月26日(月)14時51分 サッカーキング
リーグ戦での2桁得点者ゼロで終わったアーセナル [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第38節(最終節)が25日に行われ、アーセナルは敵地で日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンと対戦。43分にキーラン・ティアニーが先制点を決めると、56分には同点に追いつかれたものの、90分にマルティン・ウーデゴーアが勝ち越しゴールを挙げ、2−1で勝利を収めた。
この結果、20勝14分け4敗の勝ち点「74」となったアーセナルは、優勝したリヴァプールとは勝ち点「10」差の2位でシーズンを終えた。なお、3シーズン連続での2位フィニッシュとなっている。
そんなアーセナルは今シーズンの失点数が「34」とリーグ唯一の30台で終えたほか、得点数でもリーグ3位となる「69」ゴールを挙げたものの、圧倒的なスコアラーがいなかったことに注目が集まっている。
アーセナルに所属する選手で今シーズンのプレミアリーグで最多得点者となったのはドイツ代表MFカイ・ハヴァーツの9ゴールで、次いでブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの8ゴールと続いている。
データサイト『OPTA』やイギリスメディア『Squawka』によると、アーセナルでは1923−24シーズン以来、101年ぶりにリーグ戦で2桁得点を記録した選手がいないままシーズンを終えることになったという。
これにより、『Squawka』では今夏の移籍市場でストライカーの補強が必須と指摘されているが、果たして期待されているような補強を実現することができるのだろうか。
【ハイライト動画】サウサンプトンvsアーセナル