ミシュラン、コンフォートタイヤ『プライマシー5』を発表。進化したウエット性能が長く効く

2025年2月3日(月)15時40分 AUTOSPORT web

 ミシュランは1月31日、プレミアムコンフォートシリーズの新製品『PRIMACY 5(プライマシー5)』を発表し、3月1日より発売するとアナウンスした。


 ミシュランが展開するプライマシーシリーズは、主に日常での運転シーンにおいて、晴れの日や雨の日を問わず、滑らかな走り心地と高速走行でも安定したハンドリング性能を発揮するコンフォートタイヤだ。その使い勝手のよさから幅広い車種に採用されており、ニッサン・エクストレイルAUTECHや、トヨタGR86の標準装着タイヤにプライマシーが選ばれている。


 今回発売されるのは、既存モデルの『プライマシー4+』と『プライマシーSUV+』の後継商品にあたり、この新商品ではコンパクトカーからセダン、SUV、ミニバンまでさらに幅広い車種に対応する。

プライマシー5では縦溝の面積を太くすることでより高い排水性を確保した


 トレッドパターンは幅広な縦溝と、太さの異なる横溝を組み合わせたことでウエット路面での高い排水性能を実現。また、旧商品のプライマシー4+と比べてウエット性能が長く持続するように改良されている。


 さらに、プライマシーシリーズの特長のひとつでもある“サイレントリブテクノロジー”も進化しており、3本のセンターリブに配置されている横溝の両端部分が主溝に接する部分の角度を最適化することで、ブロックの振動を抑制。結果、ノイズの軽減と耐摩耗性が向上している。

旧商品のプライマシー4+と比べて、溝の角度を見直すことで静粛性をより高めている


 デザインの面では、光の反射量を抑えることでよりサイドウォールをよく黒く、美しく見せる“プレミアムタッチ”が18インチ以上の製品に採用され、クルマの足元により引き締まった印象を与える。


 ドライ、ウエットのどちらでも高い安定性を発揮するタイヤであることから、長距離移動となりがちなサーキット遠征などでも心強い味方となってくれるであろうプライマシー5は、16インチから20インチで全42サイズをラインアップ。価格はオープン価格だ。詳しいサイズラインアップなどは公式サイトを確認してほしい。


■ミシュラン・プライマシーシリーズ:https://www.michelin.co.jp/auto/browse-tyres/by-family/primacy

18インチ以上になるとサイドウォールをより綺麗に魅せる『プレミアムタッチ』を採用する


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