アスピリクエタ、CWC決勝での“PKを蹴るフリ”に言及「彼らの性格を知っていたからこその判断」
2022年2月14日(月)16時6分 サッカーキング
ヨーロッパ王者として同大会の決勝に進出したチェルシーは、南米王者のパルメイラス(ブラジル)と対戦。試合は後半にFWロメル・ルカクのゴールでチェルシーが先制するも、その後PKを獲得したパルメイラスはMFハファエウ・ヴェイガがゴールネットを揺らし1−1のスコアで延長戦へと突入する。そして迎えた延長後半、今度はチェルシーがPKを獲得するとFWカイ・ハフェルツが勝ち越し点を決め、2−1で試合は終了した。
キャプテンとして世界一のトロフィーを掲げたアスピリクエタについては、決勝点となったハフェルツのPK弾の直前、ペナルティスポットのそばでボールを持って“PKを蹴るフリ”をし、パルメイラスの選手たちから詰め寄られる姿が話題となっていた。そのシーンについて、アスピリクエタ本人は「彼らの性格を知っていたからこその判断だった。彼らがPKキッカーのもとに来ることは分かっていたから、私がボールを持ったんだ」と明かした。
また「カイがシュートを打つことは分かっていたから、彼のプレッシャーを和らげたかった。カイはPKを決めるのが上手い選手だからね」とも続け、その理由やチームメイトへの信頼も示している。
2012年からチームに所属するアスピリクエタは「チェルシーのキャプテンとして、ピッチ内外でクラブを引っ張れることを誇りに思う。このタイトルは僕たちの歴史の中で初めてのことだから、とても良い気分だ。クラブやオーナーはそれに値するし、タイトルを獲得できたことを本当に誇りに思う」と語った。