カタール首長がマンチェスター・U買収に向けて動く…17日までに640億円の入札を予定
2023年2月15日(水)14時44分 サッカーキング
マンチェスター・Uの経営権を巡るニュースに、動きが出そうだ。14日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
同紙によると、カタールの首長を務めるシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー氏(以下タミーム首長)が、マンチェスター・Uの買収に向けて、4億ポンド(約640億円)での入札を予定しているとのこと。同クラブを所有するグレイザー家は、昨年11月22日にクラブの株式売却を検討しているとの声明を出していた。
ちなみに、グレイザー家は売却価格を6億ポンド(約960億円)と見積もっているが、カタールの側にとってそれは過剰だと考えられている。買い手側は、入札予定額通りの4億ポンドをクラブの価値と評価していることも併せて伝えられた。
ただ、タミーム首長はカタール投資庁の会長も務めている。このカタール投資庁の子会社であるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)はパリ・サンジェルマン(PSG)を所有しており、タミーム首長は間接的ではあるものの、PSGの経営に関わっている。このままでは、UEFA(欧州サッカー連盟)の規則にある、「同じ大陸で対戦する可能性のあるクラブ同士が、同じ所有者であることを許可しない」というルールに抵触する恐れがあり、マンチェスター・UがPSGと同じ人物によって所有されていないことを証明する必要があるとも報道されている。
なお、マンチェスター・Uの買収を巡ってはタミーム首長以外に、英国の億万長者であるジム・ラトクリフ氏も買収に興味も持っている。現在70歳の同氏は、大手化学企業『イネオス』のCEOを務めており、長きに渡って同クラブのサポーターであることを公言している。
同紙によると、カタールの首長を務めるシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー氏(以下タミーム首長)が、マンチェスター・Uの買収に向けて、4億ポンド(約640億円)での入札を予定しているとのこと。同クラブを所有するグレイザー家は、昨年11月22日にクラブの株式売却を検討しているとの声明を出していた。
ちなみに、グレイザー家は売却価格を6億ポンド(約960億円)と見積もっているが、カタールの側にとってそれは過剰だと考えられている。買い手側は、入札予定額通りの4億ポンドをクラブの価値と評価していることも併せて伝えられた。
ただ、タミーム首長はカタール投資庁の会長も務めている。このカタール投資庁の子会社であるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)はパリ・サンジェルマン(PSG)を所有しており、タミーム首長は間接的ではあるものの、PSGの経営に関わっている。このままでは、UEFA(欧州サッカー連盟)の規則にある、「同じ大陸で対戦する可能性のあるクラブ同士が、同じ所有者であることを許可しない」というルールに抵触する恐れがあり、マンチェスター・UがPSGと同じ人物によって所有されていないことを証明する必要があるとも報道されている。
なお、マンチェスター・Uの買収を巡ってはタミーム首長以外に、英国の億万長者であるジム・ラトクリフ氏も買収に興味も持っている。現在70歳の同氏は、大手化学企業『イネオス』のCEOを務めており、長きに渡って同クラブのサポーターであることを公言している。