【WBC】14年ぶり“世界一奪還”への「キーマン」は?岩村明憲氏が選ぶ侍ジャパン「選手の名前」
2023年2月20日(月)6時0分 ココカラネクスト

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2月17日、14年ぶりのWBC制覇に向けひなたサンマリンスタジアム宮崎でキャンプを開始した侍ジャパン。メジャーで活躍する大谷翔平(28)、ダルビッシュ有(36)、鈴木誠也(28)や、村上宗隆(23)や佐々木朗希(21)ら「史上最強」の呼び声高い侍ジャパンは、世界一奪回を目指してスタートを切った。
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そんな侍ジャパンの「キーマン」について、現役時代に東京ヤクルトスワローズや東北楽天イーグルス、メジャーリーグのタンパベイ・レイズなどで活躍し、現在は独立リーグの福島レッドホープスで球団社長兼監督として活動している岩村明憲氏が語った。
2006年と09年に2度のWBCを経験している岩村氏は、「点を取ることが野球では大事ですが、それでもなかなか取れないときがあります。そういったときに勝つためには、点を相手にあげないのが大事です」と、国際大会での戦い方について言及。対戦経験のない投手を相手にするWBCでは、守備力が勝敗の命運を分けるようだ。
その上で、岩村氏は「無駄な失点をしないためにも、キャッチャーはすごく大事だと思いますね」と捕手をキーマンとして挙げた。
今回の侍ジャパンでは、ソフトバンク・甲斐拓也(30)、ヤクルト・中村悠平(32)、巨人・大城卓三(30)ら3選手が捕手のメンバーとして選出された。岩村氏は、「キャッチャーは3人選ばれていますが、その中で大城選手は打撃が期待できる捕手ですし、甲斐選手は『甲斐キャノン』と言われる強肩を日本のファンは楽しみにしている。中村選手は、打つ方ではいやらしい打撃ができますし、守備の方でも評価されていて、2年連続でリーグチャンピオンになりましたから、その経験を活かせると思います。キャッチャーは三者三様でそれぞれ違った持ち味があります」と解説し、「栗山監督はおそらく、対戦相手を見ながらバッテリーを決めると思いますが、それぞれのキャッチャーが自分の色を出せるのかが見どころになりますね」と見解を述べた。
コンディションや投手との兼ね合いもあるが、栗山監督は侍ジャパンの正捕手として3選手の中から誰を起用するのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]