ガーナ代表MFアツ、遺体が母国に移送…トルコ・シリア大地震で犠牲に
2023年2月20日(月)10時34分 サッカーキング
アツは6日に発生したトルコとシリアの大地震で瓦礫の下敷きとなり、一時は救助されたとの情報もあったが、後に誤りであったと判明。結局18日に、遺体となって発見されていた。
ガーナ外務省は、「遺体は家族とトルコのガーナ大使(フランシスカ・アシティ・オダントン氏)と共に、ターキッシュ・エアラインズのフライトで19日の19時40分(日本時間20日4時40分)に到着する」と声明を発表。その後、ガーナの首都・アクラにあるコトカ空港にて、家族、政府関係者、ガーナ・サッカー協会に引き渡されたことを明らかにしている。
アツは2009年に母国ガーナからポルトガルへ渡り、ポルトとリオ・アヴェで頭角を現した後、チェルシーに移籍。その後、ローン修行が続き、エヴァートンやボーンマスなどでプレーした末に、2017年からニューカッスルに移籍した。2022年9月よりハタイスポルに活躍の場を移していた。しかし、6日の大地震がきっかけで命を落とした。31歳の若さだった。