注目の巨人の1、2番打者争いのキーマン 「本命」に名乗りを上げる男とは

2024年2月27日(火)17時38分 ココカラネクスト

オコエは昨年開幕スタメンを果たした(C)CoCoKARAnext

 注目集める巨人の1、2番打者争いでオコエ瑠偉が着々とアピールに励んでいる。

 2月27日に行われた日本ハムとの練習試合(沖縄・那覇)に「2番・中堅」で先発出場したオコエは第1打席で右前打を放つと、3点リードで迎えた4回二死二塁の好機に相手先発、金村尚真の147キロ直球を一閃、バックスクリーン左翼席に飛び込む豪快な2ランを放ち、ファンを喜ばせた。

【動画】巨人のオコエ瑠偉が驚愕の一発!防球ネットに直撃した第1号アーチの映像

 18日のサムスンとの練習試合でも豪快なアーチを放っており、これで”2号2ラン”をマーク。近年固定できていないチームの1、2番打者候補としては最近は「1番・松原」「2番・オコエ」で結果を残していたが、この日は1番にドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔が入り、4回には二死三塁から山瀬慎之助の適時打が飛び出し、さらに二死一塁から佐々木の連続適時打、さらにオコエの2ランでとどめと固め打ちで一挙4点を奪った。試合も4回の集中打が効き、ここまで対外試合負けなしの日本ハムに5−3と勝利した。

 現役ドラフトから加入して2年目、昨年も「1番・左翼」で開幕スタメンを飾ったが、好調を維持できず。シーズンでは1、2軍を行き来する生活となった。巻き返しを期す今季、順調なアピールを続けているオコエ。

 チームにとっても足が使え、長打力があるオコエが2番に定着できれば、打線の破壊力が増し、他球団にとっても脅威の存在となりそうだ。

 長打が注目されているが、状況によってはしっかり四球を選び、スキのない走塁姿勢など、指揮官が求める攻撃スタイルも体現、着々と開幕を見据えている。

 この日もヒットを放った佐々木との中堅争いも含め、今後も注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「巨人」をもっと詳しく

「巨人」のニュース

「巨人」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ