藤枝、トップチーム内で集団食中毒が発生…3月1日のJ2第3節秋田戦は感染対策徹底の上で開催へ

　藤枝MYFCは28日、同クラブのトップチーム内（選手・スタッフ）において、集団食中毒が発生したことを報告した。なお、藤枝は3月1日（土）の14時00分より、『藤枝総合運動公園サッカー場』にて、2025明治安田J2リーグ第3節ブラウブリッツ秋田戦の開催を控えているが、同試合は感染対策を徹底し、選手・スタッフ・観客の安全を確保した上で、予定どおり開催される。試合会場におけるイベント等の変更・中止については、あらためて案内される見込みだ。

　今回の集団食中毒の発生日は2月26日（水）から27日（木）にかけて。藤枝のトップチームに所属する選手・スタッフ25名が、下痢や嘔吐など食中毒症状を発症した。2月26日（水）深夜から27日（木）にかけ、症状が現れた選手・スタッフは順次、医療機関での診療を受けており、現時点で症状の現れているすべての選手・スタッフの受診が完了したという。

　藤枝は複数名の選手・スタッフの発症を受け、2月27日（木）午前8時30分に保健所へ事実関係等を報告。現時点で症状のない選手・スタッフについても、体調の変化に注意する旨をクラブから通達しており、引き続き保健所や医療機関等の指導も受けながら、クラブ関係者による経過観察を継続すると伝えている。

　現時点で原因は明らかになっておらず、「外的なものか内的なものかも含め、保健所にて調査中です」とのみ明かされている。今回の集団食中毒発生を受けて、藤枝はクラブとして次のようにコメントを発表した。

「この度、弊クラブトップチーム選手・スタッフ内において集団食中毒が発生し、原因については調査中ですが、関係する皆様へご心配・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。弊クラブでは、事態の重要性を重く受け止め、今後このようなことが二度と起こらないよう、徹底した安全衛生管理、および再発防止に努めてまいります」