いよいよ本格覚醒か 快進撃続けるSB25歳"ロマン砲"が話題 「今年こそ頼むぞ!」
2025年3月5日(水)12時17分 ココカラネクスト

ロマン砲、リチャードの本格覚醒が待たれている(C)産経新聞社
ソフトバンクのロマン砲、砂川リチャードが開幕にむけ、着々とアピールを続けている。
4日、ヤクルト戦(みずほペイペイ)に「7番・DH」で先発出場。1点を追う6回に同点打を放った。
【動画】これが見たかった!リチャードが豪快な一打を放ったシーン【出典:パーソル パ・リーグTV】
オープン戦本拠地開幕となった試合には1番に足の切り札、周東佑京が入り、2番に柳田悠岐、近藤健介が3番に入るなど、日本一奪回を目指す2025年版オーダーも段々と姿を見せつつある。
そんな中、「7番・DH」で名を連ねたリチャードは3回の第1打席は四球を選び、後続につなげると5回の第2打席は無死一塁のチャンスに右翼線への安打を放つ。
さらに見せ場は6回の第3打席。二死一、二塁の好機に打席が回ってくると相手2番手・下川隼佑にフルカウントに追い込まれながら、甘く入ってきた直球を見逃さずしぶとく右前に運び、一時同点となる適時打をマーク。この日は下位からチャンスメイク、適時打を含む2安打3出塁と場面に応じた働きが光った。
何よりリチャードに求められているのは恵まれた体格からなる豪快な打撃だろう。
今季でプロ8年目。ウエスタン・リーグでは3年連続で本塁打と打点の二冠王とあとは1軍舞台でその力を解き放つのみ。
師匠格である山川穂高も昨年からチームに移籍し、細かくケアしてもらえることも吉兆となるはず。
この日のリチャードの活躍にはネット上でもファンの間から「今年こそ、頼むぞ!」「あとは活躍するだけ!」など、期待が高まっている。
潜在能力の高さは誰もが認めている。チーム屈指のパワーを誇るスラッガーの今シーズンの活躍を楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]