マンUとの1stレグはドローも、オヤルサバルは逆転に自信「かつての勝利の記憶は…」

　ヨーロッパリーグ（EL）・ラウンド16ファーストレグが6日に行われ、レアル・ソシエダはマンチェスター・ユナイテッドと1−1で引き分けた。試合後、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが、『UEFA.com』を通して試合を振り返った。

　試合は0−0で迎えた後半の57分、右サイド大外から仕掛けたアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョからの折り返しをオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーがダイレクトで沈め、マンチェスター・ユナイテッドが先手を取る。それでも、レアル・ソシエダは70分、オヤルサバルがPKを沈めて同点に追いつき、試合はこのまま1−1でタイムアップを迎えた。

　試合後、オヤルサバルは「僕らの見せたパフォーマンスは決して悪くはなかった」と主張。「失点するまではチャンスに恵まれず、その後は改善された。だが、僕らは何度か手にしたチャンスをモノにできなかった」と悔やんだものの、「最初の90分間を終えてドローならば、まだわからない。マンチェスターではやれると信じている」とセカンドレグへの意気込みを語った。

　セカンドレグは1週間後の13日、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地『オールド・トラフォード』にて開催される。数々の名勝負が行われてきた“夢の劇場”において、レアル・ソシエダは2022−23シーズンのEL・グループステージで1−0と勝利を掴んだ。当時、オヤルサバルは大ケガによる長期離脱中だったが、現在のチームにはこの勝利を知る面々が残っている。

「決して簡単でないことはわかっているが、当時の勝利を成し遂げた記憶はそれぞれの選手たちの頭の中にある。あの勝利がどんなものだったか、僕らみんなが知っているんだ」と語ったオヤルサバルは、「当時できていたことを繰り返しつつ、今日の試合のうまくいったところも引き継ぎたい。そうすれば、難しいシチュエーションだろうと勝てるはずだ」と意気込んだ。


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