【阪神】やる気あるんか!岡田彰布監督が開幕一軍に黄信号をともした「選手の名前」

2023年3月8日(水)12時42分 ココカラネクスト

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 阪神は7日のWBC強化試合・韓国戦(京セラドーム大阪)に4ー7と敗れた。

 敗戦の中でも光ったのは2点を追う6回から登板した左腕・岩貞祐太(31)。打者6人からイニングまたぎの3連続を含む、4三振と圧巻の投球。抜群の安定感を見せた。今季は先発転向していたが、チーム事情から中継ぎとして再び調整を続けているが、岡田彰布監督の信頼も高まる一方だ。

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 一方、指揮官の怒りを買ったのはほかの中継ぎ陣だった。5回から2番手で登板した二保旭(32)は1回を3安打1四球で3失点。4番手で8回から登板した小林慶祐(30)もソロを浴びるなど1回を3安打1四球3失点。9回から5番手で登板した馬場皐輔(27)も無失点には抑えたが連続四球とピリッとしなかった。

 これには岡田監督も「生き残りをかけてるやつがなあ。あまりにもひどすぎるわ。今日なんか、こういう投球してたら、当然あかんよな」と渋い顔を隠せなかった。

 二保は昨季、5年ぶりの一軍登板なしに終わった。背水の陣とされる今季に向け、巻き返しを誓っていたが、厳しい内容となった。小林はオリックスから2020年シーズンにトレードで移籍後、21年は勝ち試合の中継ぎとして活躍したが、昨季は10試合登板にとどまった。新指揮官に代わったことで「キャンプ初日からアピールしていいきたい」とも意気込んでいたが、内容が伴わなかった。近年は中継ぎ、先発など自身にふさわしい役割を模索する馬場にしても課題の制球力に弱さを露呈した。

 先発が充実の布陣を誇りながら、後ろの投手陣は湯浅京己(23)がWBCに派遣されていることも受け、やや不安材料となっている。欠かせないピースとなるためには絶好のアピール機会の場だったが、悔しい結果となった。

 開幕まで残り3週間余り。戦力の見極めを進める中、当落線上にいる選手にとって残された時間は少ない。与えられたチャンスはしっかりつかみ取りたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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