炎鵬が2年ぶりの幕下で白星スタート 「月日がたって応援してもらえるのは、ありがたいことです」

2025年3月10日(月)15時46分 スポーツ報知

欧山田(右手前)を攻める炎鵬(カメラ・岩田 大補)

◆大相撲春場所2日目(10日、エディオンアリーナ大阪)

 西幕下30枚目・炎鵬(伊勢ケ浜)が東30枚目・欧山田(鳴戸)を押し出して白星スタートを切った。幕下は2023年夏場所(全休)以来2年ぶり。土俵は18年名古屋場所(5勝2敗)以来、7年ぶり。

 「感覚はまだですね。久しぶりの雰囲気に『あれ?』というのはありましたけど相撲に集中できました。月日はたったですけど、応援してもらえてありがたかったです」。

 脊髄損傷の大けがから復帰して5場所目。「一日一日、いい相撲を取るように、自分と向き合ってこれたので、それを土俵の上で出すだけです」。その言葉通りくせ者の欧山田との一番も下に入って上体を起こして押し出した。納得の相撲でもあった。

 場所前には照ノ富士親方から声をかけられた。「横綱も下からはい上がってきた。マインドとか極意とか、普通では聞けないことをアドバイスしてくれました。ありがたいことです」と話した。

 支度部屋では「若い力士が増えたな」という印象を受けたが。同世代の力士が活躍しているのも事実。「(気持ちは)切れてません。今が一番、いい状態です」と笑顔を見せていた。

スポーツ報知

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