NASCAR第4戦:フォードのロガーノがシーズン2勝目。下位エクスフィニティではスープラがトップ3独占

2020年3月12日(木)17時38分 AUTOSPORT web

 2020年のモンスターエナジーNASCARカップは3月8日、アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・レースウェイで第4戦が行われ、ジョーイ・ロガーノ(フォード・マスタング)が優勝した。


 シーズン第4戦の舞台であるフェニックス・レースウェイは1周1マイル(約1.6km)のオーバルコース。レースはここを75周、115周、122周の3ステージ合計312周で争われた。


 レースは予選最速だったチェイス・エリオット(シボレー・カマロZL1)を先頭にスタート。しかし、ピットタイミングでケビン・ハービック(フォード・マスタング)が先行し、そのままトップチェッカーを受けた。


 続くステージ2はエリオットがラップリーダーを務めていたものの、タイヤのナットが緩むハプニングで緊急ピットインを余儀なくされた隙にブラッド・ケゼロウスキー(フォード・マスタング)がトップへ。


 チェッカー目前でギャレット・スミスリー(シボレー・カマロZL1)にエンジントラブルがありイエローコーションが出されたため、そのままケゼロウスキーが2020年シーズン初のステージ優勝を手にした。


 最終ステージ3はフィニッシュまで残り3周のタイミングでジョン・ハンター・ネメチェク(フォード・マスタング)とリッキー・ステンハウスJr.(シボレー・カマロZL1)が絡むクラッシュがあり、レースは延長戦のオーバータイムに持ち込まれる。


 この時点でトップにつけていたロガーノは、オーバータイムのリスタートでもポジションを守ると、最終的に2位のハービックを0.276秒差で抑えて優勝。第2戦ラスベガスに続く2020年シーズン2勝目を飾った。


 2台のフォードに続く3位はカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)が獲得してトヨタ勢最上位。シボレー勢ではカイル・ラーソン(シボレー・カマロZL1)の4位がベストリザルトとなった。

ブランドン・ジョーンズ(トヨタ・スープラ)
ブランドン・ジョーンズ(トヨタ・スープラ)


 前日の7日にはNASCARエクスフィニティシリーズの第4戦が行われ、ブランドン・ジョーンズ(トヨタ・スープラ)、ハリソン・バートン(トヨタ・スープラ)、カイル・ブッシュ(トヨタ・スープラ)とトヨタ勢がトップ3を独占した。


 2020年のモンスターエナジーNASCARカップ第5戦は3月15日、ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイで決勝が行われる。



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