オサスナの“中0日”は回避されるも…カメルーン代表CBは乗り継ぎ3便、開始24時間前到着でバルセロナ戦に強行出場へ

2025年3月25日(火)16時42分 サッカーキング

強行スケジュールを強いられるCBボヨモ [写真]=Getty Images

 オサスナに所属するCBフラビアンエンゾ・ボヨモは、27日に行われるラ・リーガ第27節バルセロナ戦に出場するために、弾丸スケジュールを強いられるようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 両チームにとって「頭痛の種であり続けている」と『マルカ』が指摘するのは、27日(木)に控えている『ラ・リーガ第27節 バルセロナvsオサスナ』の試合だ。当初は8日に行われるはずだったが、キックオフ数時間前にバルセロナのカルレス・ミニャロ医師が急死したことを受けて、延期が決定した。が、ここで同試合をどこに延期するかが問題となった。というのも、ラ・リーガに加え、コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグを勝ち上がっているバルセロナのスケジュールはすでに埋まっており、仮に両方の大会で決勝戦にまで進出すると、第37節まで1週間2試合の連戦となることに。さらに、今後数カ月で延期せざるを得ない試合がゼロとは言い切れないため、リーグ側としても代表ウィーク明け直後の木曜日開催は苦渋の決断だったと思われる。

 そしてこれにより、オサスナは“中0日”という問題(翌28日に第29節アスレティック・ビルバオ戦が組まれていたが、最終的に30日に後倒しすることで解決)に直面した他、両チームの代表選手の一部が弾丸スケジュールを強いられることになった。バルセロナはCBロナルド・アラウホとFWハフィーニャの南米組が、オサスナはカメルーン代表CBフラビアンエンゾ・ボヨモが直前の到着となるようだ。

 とくに、ボヨモに関しては飛行機を3便乗り継がなければならないとのこと。報道によると、25日(火)に行われるFIFAワールドカップ26アフリカ予選のリビア戦後に「時間通りにチームの試合に間に合わせるための旅に出る」とし、「最初のフライトは、ヤウンデ(カメルーンの首都)からイスタンブールまで。2つ目でマドリードに飛び、最後は国内線でバルセロナを目指す」という。バルセロナに到着するのは26日(水)夜となり、キックオフまで24時間だと伝えている。

 ここまで公式戦26試合に出場するボヨモ。ビセンテ・モレノ監督が率いるチームは「ボヨモがバルセロナ戦で良いプレーをすると確信している」と大きな期待を寄せているようだ。

サッカーキング

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