ド軍で“不良債権化”する34歳に韓国が猛反発 逸材のマイナー降格に疑問視「出たら三振ばかり。キム・ヘソンより打たないのに」

2025年3月28日(金)5時30分 ココカラネクスト

守備面でマルチな活躍をしてきたテイラー。しかし、今春は“結果”を残せておらず……。(C)Getty Images

 ドジャースの層の厚みを物語る“批判”が飛んだ。現地時間3月26日、韓国メディア『OSEN』は、同球団の開幕ロースターに入ったクリス・テイラーに対して「出てきたら三振ばかり。キム・ヘソンよりも打たないのに」と指摘。34歳のベテランに疑問を投げかけた。

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 ドジャースのタイトル獲得にも貢献してきたテイラーは、パンチ力とユーティリティ性が魅力のいぶし銀。だが、昨季は出場87試合で打率.203、4本塁打、OPS.598と成績が低迷。捲土重来を期した今春のオープン戦でも打率.205、0本塁打、OPS.544、三振率39%と精彩を欠いた。

 そうしたベテランの不振に『OSEN』は敏感だ。彼らは今オフにドジャース入りを果たしながら、開幕はマイナーでの調整が決まった“逸材”キム・ヘソンの現状をふまえ、「問題ではないのか」と疑問視した。

 経験値の違いや契約内容などから「単純な比較はできない」とする同メディアだが、キム・ヘソンの今春の打撃成績が打率.207、1本塁打、OPS.613とテイラーよりも上回っていたことを強調。さらに「テイラーは出れば三振という印象を与えるばかり」と皮肉った上で、やはり契約面の問題に切り込んだ。

「テイラーの今季年俸は1300万ドル(約20億円)。いくら金満球団のドジャースとはいえ、この額の選手をベンチに塩漬けにはできない。どうにかして活用しようとするはずだ。ただ、もし成績が上がらなければ、ドジャースがシーズン中に放出する可能性もある。たとえ、お金がもったいなくてもシーズン最後まで連れて行く必要はない」

 そしてテイラーが退団すると仮定した『OSEN』は、「穴を埋めるべくキム・ヘソンがチャンスを得る可能性がある。彼は本職の二塁だけでなく、遊撃手や中堅も守れるユーティリティ性を持つ」と断言。「26歳の韓国人にとってメジャーでのチャンスは予想より早く訪れるかもしれない」とあくまでポジティブな予測を記した。

 果たして、テイラーはどこまでチャンスを与えられるのか。そして期待のルーキーであるキム・ヘソンが、メジャーの舞台で本領を発揮する日は訪れるのか。いずれの動静にも興味は尽きない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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