アーセナル指揮官がサカのスタメン復帰を明言　約3カ月の離脱を経てエース帰還へ

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が31日、イングランド代表FWブカヨ・サカがプレミアリーグ第30節フルアム戦で復帰することを明言した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が指揮官のコメントを伝えている。

　チームのエースであるサカは、昨年12月に行われたクリスタルパレス戦で右足のハムストリングを負傷し、戦線から離脱。手術を受けたことで、復帰までは2カ月以上かかることが伝えられていた。

　イギリス『BBC』など各メディアは、4月1日に行われるフルアム戦で復帰する可能性を報じており、前日会見に出席したアルテタ監督も、「ブカヨ（サカ）は出場の準備ができている」とコメント。攻撃の核であるサカが復帰することを認めた。続けて「注意すべきことは済ませた。今が彼をピッチに戻す適切なタイミングであり、彼もそれを望み、リハビリを頑張った」と述べ、出場に向けて不安がないことを強調した。

　また記者から「スタメン出場はあるのか」問われると、「そうだね」とスタメン復帰を明言。「彼は我々にとっての1つの武器だ。チームに与える影響や彼の役割と貢献度がどれほど大切か理解している、彼の復帰は本当にうれしいよ」と復帰を喜んだ。

　今シーズン、ここまで公式戦24試合に出場しているサカは、負傷がありながらも9ゴール14アシストの数字を残している。シーズンの佳境を迎える中でのエース復帰は、アーセナルにとっての後押しとなるはずだ。

　サカの所属するアーセナルは、4月1日に行われるプレミアリーグ第30節でフルアムと対戦する。