恐ろしい軌道… オリオールズ菅野智之に打者が“崩れ落ちる”「えげつない」 ベース直前で急落→ワンバンの落ち球で“空振り三振”「落ち幅すごい」
2025年4月8日(火)5時45分 ABEMA TIMES

【MLB】ロイヤルズ1−8オリオールズ(4月5日・日本時間4月6日)
4月5日(日本時間4月6日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が披露した打者のバットをかわすスイーパーが話題になっている。
1回表・オリオールズが無得点に終わり、迎えたその裏・ロイヤルズの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立ったのは、WBCイタリア代表で“イタリアン・ナイトメア”の愛称で知られる3番の強打者ビニー・パスカンティーノ。そのパスカンティーノに対して菅野は、外寄り低めいっぱいのカットボールから入って、真ん中低め、ボール球のスプリットと続けてカウント1-1とすると、続く3球目、外角遠いところの緩いカーブでファウルを打たせてカウント1-2と追い込むことに。そして勝負の4球目、菅野が投じたのは内角低めのボールゾーンを狙うスプリット。これが計算通りにベースの直前で急落し、そのままベースに当たるようにワンバウンドしてミットに収まるという恐ろしい軌道となったことから、パスカンティーノは今にも膝を付かんかというほどに崩されての三振となった。
菅野といえば、優れた制球に加え、微妙にその変化量をコントロールしながらの多彩な投球を持ち味としているが、そんな菅野らしい落ち球での奪三振シーンに、ネット上では「腕がよく触れてる」「落ち幅すごい」「えげつない」「ピッチングニンジャ絶賛」「ワンバウンドで振らせる前提w」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この日のオリオールズは12安打8得点で8-1とロイヤルズに圧勝。投げては菅野が5回1/3、89球を投げ、打者23人に対して被安打5、与四死球2、奪三振4、失点1と上々の内容を見せ、嬉しいMLB初白星を飾っている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)