「サンフランシスコで最もホットな打者」韓国のイチローが開幕から絶好調 安打量産を母国メディアが絶賛「今、最高潮に達している」

2025年4月8日(火)16時20分 ココカラネクスト

復活を期すシーズンでイ・ジョンフの打撃が冴えている(C)Getty Images

 真価が問われるメジャー2年目、アジアが誇るバットマンは快心のスタートを切った。

 ジャイアンツのイ・ジョンフが絶好調だ。現地時間4月6日(日本時間7日)、マリナーズ3連戦の最終戦で2安打を放ち、前日に続いての2試合連続、今季3度目のマルチ安打を記録。7日のレッズ戦では1安打に終わったものの、開幕から9試合中8試合でスタメンに名を連ね、打率は.333。昨季、故障に泣き夏場を前に戦線離脱を余儀なくされた悔しさを吹き飛ばすほどの打撃を続けている。

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 今季に懸ける26歳の見事なパフォーマンスは当然、母国でも大きく報じられており、韓国メディア『スポーツ朝鮮』でも、マリナーズ最終戦後に特集記事を配信。連日、安打を記録するそのバッティングをフォーカスしている。

 同メディアは、「メジャーリーグ、ジャイアンツの3番打者イ・ジョンフがリーグ屈指の打者であることを証明してみせた」として、現在の打撃成績を称えるとともに、元プロ野球選手の父、イ・ジョンボムの「風の子」という異名になぞらえながら、「これほどの活躍なら、『風』ではなく『嵐』と呼ぶにふさわしい」と独特の言い回しで称賛。

 さらに、昨年5月に故障し、リハビリ明けのシーズンであると説きながら、「それにもかかわらず彼のバッティング感覚は、研ぎ澄まされた刃物のように鋭い。2025年シーズン開幕を前に、スプリングキャンプ期間中には腰の痛みで若干の不安を抱えたが、今となってはそんな心配は砂浜に書いた名前のように消え去った。イ・ジョンフの打撃状態は今、最高潮に達している」と高い評価を送る。

 他にも同メディアは好調ぶりを評しながら、「イ・ジョンフが現在サンフランシスコで最もホットな打者であることに異論の余地はない」と褒め称えている。

 持ち前の打撃力を存分に発揮し続け、チームの躍進にも大きく貢献しているイ・ジョンフ。メジャー2年目、ここからも勢いを増していくことで、より大きな旋風を巻き起こす可能性も十分に秘めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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