マクラーレン、WECハイパーカー参戦計画を発表。ジェネシス、フォードに続き2027年から

2025年4月10日(木)18時22分 AUTOSPORT web


 マクラーレンは4月10日、ソーシャルメディアを更新し、短い声明文において2027年からWEC世界耐久選手権のトップクラスに参戦する意向を表明した。


 昨季2024年よりLMGT3のフィールドでル・マン24時間レースに復帰したイギリスのブランドは、長らく最高峰クラスへの参戦がうわさされてきたが、再来年にマクラーレンのプロトタイプがWECレースに登場することが正式発表された。



 イギリス・ウォーキングを拠点とするマクラーレンは木曜日、ソーシャルメディアに投稿した16秒のショートムービーで、同ブランドの将来のトップクラスチャレンジャーのシルエットと、短い声明を発表した。


 同社が1995年のル・マン24時間レースで優勝したことに言及したこの声明文は、次のように書かれている。


「1995年。伝説のル・マン優勝。三冠の栄光」


「ふたたび世界耐久レースの舞台に名を刻む準備はできている」


「ハイパーカー。2027年FIA世界耐久選手権」


 またマクラーレン・レーシングCEOのザック・ブラウンのコメントは、「我々は帰ってきた」と至極シンプルなものだ。


 現在8つのメーカー(トヨタ、フェラーリ、プジョー、アストンマーティン、ポルシェ、アルピーヌ、キャデラック、BMW)が参戦しているWECのハイパーカークラスでは、2026年にヒョンデのプレミアムブランドであるジェネシスの参加が決まっているほか、マクラーレンと同じく2027年からフォードがフィールドに加わる予定だ。



1995年のル・マン24時間レースで総合優勝を飾った59号車マクラーレンF1 GTR。ドライバーはJJ.レート、関谷正徳、ヤニック・ダルマス


WEC世界耐久選手権のLMGT3クラスに参戦しているマクラーレン720S GT3エボ(ユナイテッド・オートスポーツ)






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