遠藤航、キエーザは最終盤の戦いに必要 リバプール専門サイトが訴え「チャンスが巡って来るのが自然だ」

2025年4月10日(木)16時40分 ココカラネクスト

出場機会の少ないキエーザと遠藤に目が向けられている(C)Getty Images

 シーズンも佳境を迎えているプレミアリーグでは、31節で首位を走るリバプールが10位のフラムに敗れるという波乱が大きな話題となった。勝ち点73を積み上げているものの、2位アーセナルは勝ち点62、その差が11となっており、残り7節の中で直接対決も残している。

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 無敗が続いていた序盤、中盤での勢いと比べ、明らかに衰えをみせている現状を受け、クラブ専門サイト『THIS IS ANFIELD』が悲願のリーグ制覇へ向かうリバプールに対する、最終盤を戦い抜く上での要求や改善案を挙げた。

 その中では、「これ以上、怪我人が増えないことを祈るばかり」などとチーム状況について論じている他、前節の戦いには、「フラム戦は“やってはいけない例”だった。ミスに次ぐミス」などと断じており、「ここからは、リバプールが真の実力を見せつける時だ。勢いを持ってゴールへと突き進み、ゴールテープを“なだれ込む”のではなく、堂々と切ってほしい」と精神面でのエールも綴られている。

 もちろん、アルネ・スロット監督の手腕への評価、采配にも言及する。同メディアは、指揮官に対し、「もっと、ローテーションをするべき。我々は今まで、何度も声を挙げてきた」と強調。さらに、攻撃陣の奮起や、36節アーセナル戦の前に優勝を確定させておくことなどへの必要性も記している他、2人の“控え選手”の起用も求めている。

 1人は、開幕直後にチームに加わったフェデリコ・キエーザ。そして、もう1人は昨季より大きくプレータイムを減らしている遠藤航だ。

 同メディアは、ここまで、計30分程度の出場にとどまっているキエーザに対しては、「他の選手たちが不調にもかかわらずチャンスをもらえていない。彼の真摯な姿勢と献身は評価されるべきであり、より多くの出場機会、特にリーグ戦初先発のチャンスがあっていいはずだ」と訴える。

 そして、シーズンを通じて起用法が物議を醸している遠藤についても、同メディアは、「キエーザと同様に、エンドウも今季プレミアリーグでまだ一度も先発出場していない」と指摘。その上で、「スロットの下で出場機会が減ってしまったが、他の選手たちに疲労や慢心が見え始めている今、エンドウにチャンスが巡ってくるのが自然だ」と呼び掛けている。

 今回のトピックの内容は、チームを支えるサポーターの想いを代弁するものとも言えるだろう。5シーズンぶりのリーグ制覇まで残り7試合、リバプールはどのようなラストスパートをみせるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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