【男子ゴルフ】出利葉太一郎 自身初のアルバトロス達成で3位浮上「まだ実感ない」同級生の活躍から刺激
2025年4月12日(土)16時18分 スポーツニッポン
◇男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第3日(2025年4月12日 三重県 東建多度CC=7069ヤード、パー71)
出利葉太一郎(23=フリー)が首位と5打差の通算12アンダーで3位に浮上した。9番から3連続バーディーを奪って、12番では自身初のアルバトロスを達成し、スコアをのばした。
ショットの手応えは「全部完璧だった」。距離が遠く、ボールの行方はすぐに分からなかったが、すれちがった石川遼に「誰か入ったよ」と言われ、そこで気づいたという。
「ふわふわしちゃってる気持ちがあったので、気持ちのコントロールは難しかった。次の13番で2〜3メートルのパーパットが入ったので、それがすごい良かったかな。まだ実感はない」
日大出身の23歳。昨年プロ初優勝を挙げた杉浦悠太とは同学年で、大学2年からは寮の同部屋になり3年間過ごした。「同級生の活躍だったり先輩の活躍だったりが自分の気持ちの焦りにつながっていた。まずはそこじゃなくて自分と向き合うことに重点を置いて練習してきました」。先週のACNツアー開幕戦でも「いいプレーができた」とオフの取り組みに手応えを示した。
最終ラウンド向け「もちろんアルバトロスもすごいことなんですけど、どの1打も変わらずに一生懸命やっている。また明日も1打1打準備して打ちたい」と意気込みを語った。