大一番に臨む日テレ東京V なでしこ入りの18歳MF真城「全てを懸けるつもり」16日に三菱重工浦和戦
2025年4月14日（月）18時9分 スポーツニッポン
WEリーグで2位につける日テレ東京Vは16日、敵地で3位・三菱重工浦和と対戦する。勝者は1位のINAC神戸を勝ち点で上回り、単独首位に浮上する終盤戦の大一番。今月上旬になでしこジャパンに初招集された18歳のMF真城美春は「この試合で優勝できるか、できないかが決まると言っても過言ではない。全てを懸けるつもり」と意気込んだ。
技術と戦術理解に優れたボランチで、MF長谷川唯（マンチェスター・シティー）がつけた背番号14を背負う逸材。憧れの存在とは代表活動で対面し、「一緒にプレーしたいと思う気持ちがより一層強くなった」と明かす。負傷者に代わる緊急招集で、8日に行われたコロンビア代表との練習試合はフル出場で1得点。「このチームで世界一を獲りたいと思った」と決意を新たにした。
昨年9月の開幕戦でWEリーグデビュー。その相手が2連覇中の三菱重工浦和だった。途中出場で「何もできずに終わった」。そこから試合経験を重ね、得点への意識を高めてきた。「あの試合から自分が成長した部分を発揮できたらいい」と言葉に力を込める。
チームはWEリーグ発足から3年連続3位。三菱重工浦和には過去7度の対戦で勝利したことがない。「絶対に負けたくない相手」と真城。ライバル対決を制し、初優勝へ加速する。
