RB大宮・関口凱心、長友佑都に挑む「1対1の強さを発揮したい」【取材】

　2025明治安田J2リーグで現在2位を走るRB大宮アルディージャは、4月16日にNACK5スタジアム大宮（埼玉県）で開催されるYBCルヴァンカップ2回戦・FC東京戦（J1現17位）を前に囲み取材を行った。その中、DF関口凱心（23）はこの一戦への意気込みを語った。

　関口は大宮のジュニアユース出身で、サポーターからの厚い支持を受ける選手。今季のリーグ戦ではスタメン出場の機会こそ少ないものの、3月30日のJ2徳島ヴォルティス戦（0-1）を除く全試合に出場している。ルヴァン杯1回戦・いわきFC戦（3月26日3-3／PK7-6）ではスタメン出場を果たし、厳しい試合展開の中で勝利に貢献した。

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　J1所属で格上となるFC東京との対戦に向けて、関口は「相手がどうこうというよりも、自分たちが“挑戦者”という意識を持って、プレーに臨みたいと思っています。また、そうした相手とホームで戦えることは、きっとサポーターの皆さんの後押しにもつながると思うので、そこも力にしていきたいですね」と意気込みを語った。

　また、FC東京戦に向けては、日本代表DFであり、インテルやオリンピック・マルセイユなどのビッグクラブでもプレーした長友佑都とのマッチアップを想定し、準備を進めていることも明かした。

「苦しい試合になるとは思いますが、チーム全員で一丸となって戦えたらと思っています。自分たちにフォーカスして試合に臨む中で、やはりチームの良さをしっかり出していきたいと思います。そのためにも、自分自身の持ち味であるスピードやパワーといったフィジカル面、そして1対1の強さを積極的に発揮していきたいです。マッチアップする相手はまだ分かりませんが、おそらく長友選手になるのではないかと予想しています。ただ、相手に左右されるのではなく、自分の良さをしっかり出すことに集中したいです」

　大宮は現在リーグ戦で好調を維持しており、カップ戦でもその勢いを示せるかが注目される。関口をはじめとする若い力が、大舞台でどのような輝きを放つのか。NACK5スタジアムでの熱戦に期待がかかる。