出場した22試合は無敗…躍動するシュチェスニー、復帰近づく“正守護神”に言及「良い関係性を築いている」

2025年4月15日(火)12時3分 サッカーキング

電撃加入したバルセロナで存在感を放つシュチェスニー [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属する元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが自らの去就や“ライバル”の存在について言及した。14日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 現在34歳のシュチェスニーは昨シーズン終了後にユヴェントスとの契約を1年前倒しで解消し、その後に現役引退を表明。しかし、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱することとなったバルセロナから誘いを受けて現役復帰を決断し、今シーズン終了までの短期契約を締結した。ここまで出場した公式戦22試合で12度のクリーンシート(無失点試合)を記録し、チームその間無敗を維持するなど、存在感は日に日に高まっている。

 現行契約が6月末で満了となるシュチェスニーだが、バルセロナは延長オプションが付随した1年間の契約延長を打診している模様。未だ新契約締結には至っていないが、来シーズン以降も“ブラウグラナ”に残留する可能性が報じられている。ドルトムントとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグの前日会見に出席したシュチェスニーは、注目が集まる自身の去就について次のように明言した。

「あまり深く考えていない。契約はシーズン終了まで残っているし、重要な試合も控えているので、今はそのことに集中したい。将来の問題や契約交渉にエネルギーを費やすつもりはない。明日の試合に集中し、ベストを尽くす。すべてのタイトルを獲得したいと思っているし、自分の立場については代理人とクラブに委ねたいと思っているよ」

 また、すでにトレーニングへの合流を果たし、近日中の戦列復帰の可能性が報じられているテア・シュテーゲンについても言及。「マルクは長年非常に高いレベルでプレーし続け、CL優勝も経験している。比較するのは無意味だ。彼は深刻なケガから回復し、トレーニングに復帰した。完全に回復すれば、彼のレベルに匹敵するGKはそう多くいないだろう」と前きしつつ、自身の“ライバル”となり得る存在について次のように語った。

「現時点でマルクはトレーニング中であり、チームに完全には合流していない。彼がいつ復帰するのかは監督の判断だ。状況は理解しているし、僕たちの間に緊張など存在しないよ。何が起ころうとも僕たちは互いを理解し、決定を尊重する。なぜなら僕たちはチームのために全力を尽くしたいと考えているからだ。良い関係性を築いているよ」

サッカーキング

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