ジャッジが26年WBC出場&主将就任表明 大谷翔平も出場へ意欲十分「何回だろうと出場したい」
2025年4月15日(火)1時20分 スポーツ報知
26年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、米国代表のキャプテンをヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が務めることを14日、MLBネットワーク内で発表した。ジャッジはWBC初出場となる。
MLBネットワークの番組内で、米国代表のデローサ監督に紹介される形で主将就任が発表されたジャッジ。「とても名誉なこと」、「この国を代表する素晴らしい機会だ」などと心境を口にした。23年の第5回大会はエンゼルスのトラウトが主将を務めてベッツ(ドジャース)、アレナド(カージナルス)らも出場したが、決勝で侍ジャパンに敗れて準優勝に終わった。
23年大会で侍ジャパンは、現ドジャースの大谷翔平投手(30)が投打でチームの中心になって大車輪の活躍を見せ、大会MVPにも輝いた。決勝・米国戦の入場時には、米国のトラウト主将とともに国旗を持って入場。正式な主将のポジションは侍ジャパンにはなかったが、実質的な主将の役割も担った。決勝では1点差の9回に登板し、2死走者なしでは当時エンゼルスで同僚だったトラウトから三振を奪って、歓喜の瞬間を迎えた。
井端監督が率いることは内定しているが、侍ジャパンメンバーは現時点では白紙。大谷らメジャーリーガーの出場も不透明だ。それでも大谷は昨年12月にWBCへの思いを「もちろん選んでいただけるようにまずはそこの位置でしっかり、呼んでいただけるくらいのプレーヤーでいたいなと。もちろん出場するというのは昔からの目標ではあるので、もちろんコンディショニングによるとは思うんですけど、出場するというのは何回だろうと出場したいなとは思っていますね」と口にしていた。
井端監督は今年2月にアリゾナ州グレンデールで行われていたドジャースキャンプを視察。大谷のブルペンでの投球練習を視察するなどして、状態を確認していた。