「昨年とは違う」MLB最高給選手のメッツ・ソトが成績低下の原因としてジャッジ不在の影響を指摘

2025年4月16日(水)11時16分 スポーツニッポン

 メッツのフアン・ソト外野手(26)の発言がニューヨークで話題になっている。

 メジャーリーグ最高年俸を誇るソトは、メッツでの最初の16試合で打率.250、出塁率.400、長打率.429、2本塁打、6打点という成績。ヤンキースでの2024年の最初の16試合では、打率.344、出塁率.468、長打率.541、3本塁打、15打点を記録していた。

 成績の違いについて聞かれたソトは、アーロン・ジャッジが後ろに控えていたヤンキース時代とは投手の攻め方が明らかに変わったという。「間違いなく違いを感じているよ。昨年はメジャーで最高の打者が自分の後ろにいた。だからもっと積極的に勝負されていたし、ストライクゾーンに来る球も多かった。敬遠も少なかった。今年は明らかに違う攻め方をされている」。

 今季、ソトの後ろを打つピート・アロンソは好調で、ナ・リーグ最高のOPS(1.136)をマークしているいが、対戦投手たちはソトを避けてアロンソと勝負する傾向がある。「みんな役割があるし、チームとしてピッチャーに挑んでいくことが大切なんだ。個々で勝負しようとする必要はない。もし相手が自分と勝負したくないなら、バトンをアロンソに渡せばいいし、アロンソが勝負を避けられるなら、彼も同じようにすればいい」と話した。

 この発言についてコメントを求められたジャッジは「僕はこれまで何年もリーグ全体を見てきて、その中でソトを見続けてきたし、昨年4月の自分のパフォーマンスを例に挙げてもらえばいい。彼は自分らしくいれば大丈夫。ソトの後ろには今たぶん、最も優れた打者の一人がいる。アロンソの活躍を見ればね。あの2人はきっと大丈夫さ」と話した。

 ソトはジャッジのチームメートである恩恵を受け、24年にキャリア最多となる41本塁打、109打点を記録した。果たしてジャッジのいないメッツではどうなるのか。ソトは15日のツインズ戦に「2番・右翼」で先発。4回に3号ソロ本塁打を放ち、2試合連続本塁打となった。果たしてジャッジの言う通りこれから成績を上げていけるのか、それとも…。

スポーツニッポン

「メッツ」をもっと詳しく

「メッツ」のニュース

「メッツ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ