FC東京の15歳MF北原槙が公式戦初先発 ルヴァン杯最年少弾は逃すも延長112分間奮闘

2025年4月16日(水)21時48分 スポーツニッポン

 FC東京は16日、ルヴァン杯1次ラウンド2回戦で大宮と対戦し、90分間では1—1で決着がつかず。試合は延長戦に突入したが、最終的にはマルセロヒアンのハットトリックで3—1と突き放した。

 この一戦を15歳9カ月9日で迎えた、MF北原槙がトップチーム初先発。奈良クラブとの1回戦では15歳8カ月13日で途中出場し、FW森本貴幸(当時・東京V)の15歳10カ月20日を抜いてルヴァン杯最年少出場記録を更新。23年に16歳4カ月20日でルヴァン杯1次リーグC大阪戦に先発したMF佐藤龍之介の記録を抜き、“クラブ最年少先発記録”も大きく塗り替えた。

 この日は2シャドーの一角での起用され、鳥栖FW鈴木大馳が持つ16歳7カ月10日のルヴァン杯最年少得点記録の公式戦初得点にも期待が懸かっていた。

 その前半22分だった。長友からパスを受けると、エリア外から左足でシュートを放った。ボールは惜しくも枠を捉えることはできず、北原は天を仰いだ。

 試合は後半12分、長友の折り返しをFWマルセロヒアンが押し込んで東京が先制。だが、大宮もホームで意地を見せ、同37分にFW杉本が頭で合わせて試合を振り出しに戻した。延長前半8分に再びマルセロヒアンが高宇洋のスルーパスに抜け出して勝ち越し。さらに、同16分にもマルセロヒアンのゴールが生まれてハットトリックを達成。北原は延長後半8分に交代したが、112分を戦い抜いて勝利に貢献した。

スポーツニッポン

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