給与・住環境・福利厚生など、米マイナーリーガーの待遇が6年前の2019年と比較して大幅に改善
2025年4月16日(水)12時15分 スポーツニッポン
「ベースボールアメリカ」誌が15日、マイナーリーグの選手たちを取り巻く環境は大きく変化し、マイナーリーガーの給与も上昇していると報じた。
住環境や栄養面などプレー環境も改善されており、全米の選手たちがより長くプロとして野球を続け、MLBを目指し続けられる環境づくりに寄与しているという。
同誌によると、週給は2019年にルーキーが290ドルだったのが25年に700ドル、2Aで350ドルだったのが1020ドル、3Aで502ドルが1225ドルに、それぞれ上がった。最低年俸はルーキーが3480ドルだったのが25年に2万430ドル、2Aで7700ドルが3万905ドル、3Aで1万1044ドルが3万6590ドルに、それぞれ上がっている。
他に春のキャンプやオフシーズン中のキャンプに参加しても給料をもらえるようになり、シーズン中の住宅手当や球場への通勤手当も出るようになった。食費もアップし、健康保険も解雇の時点で打ち切られていたが、現在は解雇後2、3カ月は引き続き保険でカバーされるように改善されている。