ハーツから今春加入の湘南FW小田裕太郎「持ち味を出して認めてもらえるように」リーグ戦4試合途中出場
2025年4月16日(水)15時16分 スポーツニッポン
J1湘南ベルマーレが16日、平塚市内で練習を公開した。午前の練習後、今春スコットランドのハーツから移籍加入したFW小田裕太郎が取材に応じた。
下部組織から育った神戸でトップチーム昇格。21歳でスコットランド・プレミアリーグに挑戦し、約2年間でリーグ戦通算42試合7得点の成績を残した。ケガにも悩まされた今季、日本での新天地を選択。「ハードワークや守備ができる選手になりたかった。今まで(湘南で)結果を残して羽ばたいた選手も多いし、そういう選手から吸収したいというのもある」という。
3月下旬の湘南加入からリーグ戦全4試合に途中出場し、ルヴァン杯では2シャドーの一角で先発も果たした。「最初の練習はけっこう戸惑ったけど、もう3週ぐらい経ってるし、何試合かやって慣れました。まだまだですけど」。フィットする日も近づいている。
パリ五輪世代の日本代表経験があり、ともにプレーしたDF畑大雅とは加入前に連絡を取ったという。五輪出場は果たせず、将来のA代表への思いを尋ねられると「なくはないけど、まず湘南のために1試合1試合戦いたいとしか思ってない」としっかり足元を見つめる。「やはり前をやってるので、早く点を取ったりアシストで結果を出したい。プラス自分の持ち味のスピードや仕掛けも試合を重ねていく上で出して、チームメートだけでなくファン・サポーターに早く認めてもらえるようになりたい」と意気込んだ。