B1リーグ・シーホース三河、アルバルク東京に残り3分から逆転を許し、CSホーム開催に向けて手痛い敗戦を喫する

2025年4月17日(木)12時9分 ココカラネクスト

 シーホース三河は4月16日(水)、敵地の国立代々木競技場 第一体育館で中地区2位の座を争うアルバルク東京との直接対決を行なった。

序盤から1点を争う熾烈な攻防が続いた。5点リードで迎えた残り3分から、A東京に12-0のランを作られて逆転を許し、CSホーム開催に向けて手痛い敗戦を喫した。

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—試合結果—
2025年4月16日(水)
A東京 〇 73 – 67 ● 三河
(三河通算成績 34勝19敗)

1Q A東京 15–14 三河

重い立ち上がりも、オーガストが7得点で牽引

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

A東京#11サイズの豪快なダンクで幕を開けた一戦。#54ガードナーのリバウンドですぐに試合を振り出しに戻すが、その後は互いに強度の高いディフェンスで約2分半にわたってスコアが動かない重い時間が続く。

開始4分にスティールから#0オーガストがファストブレイクで加点して均衡を破り、その1分後にも#0オーガストがアタックして4点差に。さらにゴール下でミスマッチになっていた#10レイマンを#7長野が見逃さず、#10レイマンのゴール下をお膳立てして2-8とリードを広げる。

タイムアウトで流れを切ったA東京#00ザックに連続得点を決められて2点差に迫られるが、#18角野が緩急をつけたドライブでゴール下に侵入してレイバックを沈め、#0オーガストの3Pシュートで8-13と突き放す。しかしA東京も#25福澤の3Pシュートで譲らず、#23メインデルの連続得点で逆転され、1点ビハインドで1Qを終える。

2Q A東京 33–36 三河 (A東京 18–22 三河)

僅差の攻防が続く中、角野、須田がオフェンスを引っ張る

スタートは、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#54ガードナー。

A東京#25福澤の3Pシュート、#10バランスキーのリバウンドでリードを6点に広げられる。

その後は、一桁差の熾烈な点の取り合いに突入。#10レイマンのリバウンド、#54ガードナーのアタック、#18角野のバスケットカウントで三河が追い上げれば、A東京#11サイズがインサイドから得点を重ねる。

アウトサイドに当たりがこない中、#0オーガストがリバウンドで粘ってフリースローで加点。#18角野の3Pシュートで24-25と逆転してオフィシャルタイムアウトに入った。

オフィシャルタイムアウト明けは、タイトなディフェンスと高いリバウンドへの意識で、A東京に2分半得点を与えず、#11久保田のキックアウトから#13須田が3Pシュートを射抜いて4点リード。#13須田が3Pシュート時のファウルで得た3本のフリースローを全て決め切ると、#10レイマンのディープ3Pシュートが美しい弧を描いてリングに吸い込まれて、28-34と三河ペースで試合が進む。

A東京はタイムアウトを取るが、#11久保田が相手のガードに激しくプレッシャーをかけてオフェンスファウルを誘発。ターンオーバーからファストブレイクを繰り出されるも、#13須田が気迫のディフェンスで得点にはさせない。その後も互いに譲らず、33-36の3点リードでハーフタイムに入った。

3Q A東京 44–46 三河 (A東京 11–10 三河)

互いにディフェンスの集中力が高く、我慢比べの展開に

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

後半も見応えのあるディフェンスゲームが続く。立ち上がりにA東京の連続得点で逆転を許すが、すぐに#19西田(優)が3Pシュートでリードを奪い返す。

高さの優位性を生かしたA東京にインサイドから得点を稼がれるも、機動力を活かしたディフェンスで3Pシュートの確率を落とさせて流れを渡さない。

残り4分半に#11久保田の3Pシュートで再逆転に成功するが、A東京も#23 メインデルの3Pシュートで対抗。互いに抜け出せない我慢の展開が続く。

真っ赤に染まった代々木第一体育館に響く「レッツゴーシーホース」の力強い青援を受け、#7長野のリバウンドで前に出て、2点リードで最終Qを迎える。

4Q A東京 73–67 三河 (A東京 29–21 三河)

残り2分半から12-0のランで猛追されて、痛恨の逆転負けを喫する

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野。

開始早々にA東京#25福澤の3Pシュートで逆転されるが、#7長野のアタックのリバウンドを#54ガードナーが押し込み、#10レイマンがスティールからのワンマン速攻でリードを取り返す。

A東京#23メインデルの3Pシュートで54-52と逆転されて迎えたオフィシャルタイムアウト明け、チームで作り上げたセットオフェンスから#10レイマンが3Pシュートを射抜いて再び前に出る。

#23 メインデルを強調するA東京に逆転されるが、#19西田(優)のカットイン、#10レイマンの3Pシュートで57-60とリード。さらに残り3分にはタイトなディフェンスでボールを奪い、#10レイマンがファストブレイクからダンクを叩き込んで5点のリードを得る。

しかし、残り2分半にA東京#22 ロシターの 3Pシュート決められると、#3テーブスと#00ザックの2メンゲームで追いつかれ、さらに残り1分にA東京#25福澤に4本目の3Pシュートを決められて逆転を許す。

タイムアウトで立て直しを図るも、A東京に高い位置からプレッシャーを掛けられて、痛恨のターンオーバーを犯してしまう。A東京にボーナススローで得点を重ねられ、残り29秒で7点ビハインドの苦しい状況に。#10レイマンのアタック、#11久保田の3Pシュートなどで最後まで逆転を狙うも、追いつくことができず、悔しい敗戦を喫した。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

自分たちにとってタフな負けとなってしまったと思います。

残り2分半まで5点差で勝っている中で、A東京さんが良いプレーをして自分たちがそれを出来ませんでした。

12-0のランをやられてしまうなど、総じてより良い自分たちになっていかなくてはいけないと感じた試合でした。

ココカラネクスト

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