アマ世界選手権金の坪井智也 最速タイのプロ2戦目で地域タイトル挑戦「やるべきことやれば問題ない」

2025年4月18日(金)15時9分 スポーツ報知

地域タイトルへの挑戦が決まった坪井智也(カメラ・佐々木 清勝)

◆プロボクシング▽WBOアジアパシフィック・バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦10回戦 同級2位・坪井智也—同級1位バン・タオ・トラン(6月8日・有明コロシアム)

 21年アマチュア世界選手権で日本人初の金メダリストとなった坪井智也(29)=帝拳=のプロ第2戦が18日、都内で発表された。同門の那須川天心が返上して空位となったWBOアジアパシフィックバンタム級王座を、WBO同級1位バン・タオ・トラン(32)=ベトナム=と争う。

 坪井は今年3月にWBOアジアパシフィックバンタム級2位ブーンルエン・ファヨン(タイ)との8回戦でプロデビュー。2度のダウンを奪い2回TKO勝ちした。「前回の試合はしっかり倒して勝つことができた。まだ長いラウンドをやったことがないので、長いラウンドで何ができるのか、自分自身で試しながらやっていきたい」と次戦への抱負を口にした。

 プロ2戦目での地域タイトル挑戦。王座獲得となれば日本最速タイ記録となる。相手のトラン(18勝10KO1敗)は世界ランカーでもあり「今回も強い選手。しっかり自分のやるべきことをやれば問題ないと思う。しっかり勝って、その先につなげていきたい」と、その先の世界挑戦をしっかり見据えリングに上がる。

 同興行ではWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が世界前哨戦として、WBA世界同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と10回戦で対戦。メインイベントはWBC世界同級王者・中谷潤人(M・T)がIBF世界同級王者・西田凌佑(六島)と2団体王座統一戦を行う。

 

スポーツ報知

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