巨人・泉口友汰「東京ドームでもヒーローになれるように頑張ります」 プロ初のヒロインで宣言

2025年4月18日(金)22時11分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人7—2ヤクルト(2025年4月18日 神宮)

 巨人の泉口友汰内野手(25)が18日のヤクルト戦(神宮)で先制&決勝の一打を含む2本の適時打を放ち、4打数2安打2打点と活躍。チームを勝利へ導いた。

 「1番・遊撃」に入って8試合連続の先発出場。3回、2死から先発投手の赤星が内野安打で出塁すると、この場面で左中間へ先制の適時二塁打を放った。

 7回にも貴重な追加点となる中前適時打。9回の第5打席では9球粘って四球で出塁したほか、遊撃の守備でも安定したところを見せて随所で光った。

 敵地でのヒーローインタビュー。まずは3回、左中間へ放った先制の適時二塁打について聞かれると「赤星がつないでくれたので、まず先制点ほしいところだったので、還すことができて良かったです」と落ち着いた声で第一声を口にした。

 初球を打った7回の中前適時打については「いやもう、来た球を思い切って振ろうと思って打席に入りました」とし、レギュラー争いが続くなかでどんなことを大切にプレーしているか問われると「準備をしっかりすることを意識しています」とキッパリ。

 この日はプロ2年目で初のヒーローインタビューとなったが「東京ドームでもヒーローになれるように頑張ります」と大歓声に包まれながらはにかんでいた。

 泉口は大阪桐蔭、青山学院大、NTT西日本を経て2023年ドラフト4位で巨人入り。新人だった昨季は66試合に出場して打率.201、1本塁打、9打点だった。レギュラー獲得には打力向上が不可欠とシーズンオフには岡本、吉川の自主トレーニングに参加を直訴して打撃強化に努めてきた。

 開幕は2軍スタートとなったが、今月4日に出場選手登録されると、打撃不振の門脇に代わって9日のDeNA戦(横浜)で「8番・遊撃」に入って今季初スタメン。いきなり1号ソロを含む2安打を放つ活躍を見せてそこからスタメンに定着した。

 13日の広島戦(マツダ)ではプロ初の1番打者として初回いきなり初球を打って安打を放つなど3打数2安打2四球。この日は5試合連続の1番打者としての出場だった。

スポーツニッポン

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