藤川阪神、広島に"守り負け"守備の名手に何が…木浪聖也が1試合3失策の痛恨

2025年4月19日(土)18時31分 ココカラネクスト

木浪は2回先頭のファビアンの打球をファンブルなど、1試合3失策を記録した(C)産経新聞社

 阪神は19日の広島戦(甲子園)に0−3と今季3度目の完封負け。首位広島との直接対決で痛い連敗を喫した。

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 拙守も敗因の一つとなった。2回広島先頭のサンドロ・ファビアンの遊撃への打球を木浪聖也がファンブル、その後、二死一、三塁の場面でも矢野雅哉の三遊間寄りのゴロを木浪が一塁悪送球。適時失策となり、1点を失った。続く二死二、三塁の場面で羽月隆太郎に中前適時打を許し、さらに2点を失う。

 木浪の1イニング2失策からこの回は一挙、3点のリードを許す結果となった。木浪は0−3の9回無死一塁の場面も、代打、中村奨成の打球を後逸、1試合3失策を記録した。

 打線は相手左腕、床田寛樹の前に2回は前川右京の三塁打で一死三塁とするも坂本誠志郎、木浪は内野ゴロと好機を生かし切れず。さらに6回は一死から近本が左中間へ長打を放ち、これをファビアンが捕れず、ボールは転々と転がる中、カバーに入った野間峻祥が中継に入った矢野へ。さらに矢野の爆肩が炸裂。ストライク送球で三塁へ送り、近本はタッチアウトとなった。

 阪神は守備が傷口を拡げた中、首位の広島は堅い守りも光り、相手本拠地で投手をしっかりバックアップしてみせた。

 心配なのは背番号0、守備の名手として知られる木浪の状態にもある。17日のヤクルト戦(神宮)でも9回二死から同点とされる適時失策を記録したばかり。翌日の18日はスタメンを外れ、この試合でスタメン復帰となったが、3失策と不安定な姿を見せ、ファンのため息を誘った。

 今季は本拠地甲子園での試合でまだ1勝7敗1分けと苦しい戦いを強いられている。土のグラウンドとあって守備の難しさは知られているが、強みの投手力を生かすためにも堅い守備で巻返しを図りたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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