大谷翔平が「父親リスト」入りで今季初欠場も…山本由伸“無双”でドジャース4連勝 代役1番も大暴れ

2025年4月19日(土)11時31分 スポーツ報知

◆米大リーグ レンジャーズ0—3ドジャース(18日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が18日(日本時間19日)、敵地・レンジャーズ戦に先発し、今季最長の7回5安打無失点10奪三振と快投した。今季3勝目でリーグトップタイに浮上。防御率0・93は同トップに立った。2試合連続100球超えとなる102球。メジャーでは自己最多タイ、2度目の10Kで奪三振も同2位だ。18回連続無失点、21回連続自責点なしの“無双状態”でチームを今季2度目の4連勝に導いた。

 この日、大谷翔平投手(30)は真美子夫人が第1子出産間近ということで遠征に帯同せず、「父親リスト」入り。今季初欠場となった。先輩不在の状況でマウンドに立った山本だが、初回に1番・セミエン、2番・シーガーを連続三振に斬るなど、3者凡退の立ち上がり。2回も3つのアウトは全て三振で奪った。

 3回は2死から連打を浴び、二、三塁のピンチを背負ったが、3番・ピダーソンを一ゴロに仕留めた。4回2死二塁では捕手・スミスのサインに首を振り、スライダーでバーガーを空振り三振だ。7回も2Kでこの日10奪三振。今季38奪三振となり、リーグトップのウィーラー(フィリーズ)とは3個差の同2位につけた。最速96・1マイル(約154・7キロ)の直球に、スプリット、カーブなど多彩な変化球も光った。

 レンジャーズ先発のJ・デグロム投手(36)とは現地も注目する初めての投げ合いだった。最優秀防御率1度(18年)、サイ・ヤング賞2度(18、19年)のメジャーを代表する剛腕とのマッチアップ。デグロムは初回にエドマンに先頭打者弾を浴びたが、7回3安打1失点と好投。だが、由伸が元怪物を上回った。

 大谷の不在の打線も“代役1番”のエドマンがリーグトップの7号を含む3安打1打点の大暴れ。1—0の9回にはT・ヘルナンデスの適時打などで2点を追加。昨季ワールドシリーズ(WS)覇者らしい戦い方で、23年WS覇者のレンジャーズをねじ伏せた。ロサンゼルスで真美子夫人に付き添っている大谷も喜んでいるに違いない。

スポーツ報知

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