山本由伸7回無失点メジャー最多タイ10奪三振! 防御率0点台突入 デグロムとの投手戦で3勝目権利
2025年4月19日(土)10時54分 スポーツニッポン
◇インターリーグ レンジャーズ—ドジャース(2025年4月18日 テキサス州アーリントン)
ドジャースの山本由伸投手(26)が18日(日本時間19日)、敵地レンジャーズ戦に先発し、7回5安打無四球10奪三振無失点と好投。1—0とリードの7回を終えてマウンドを譲り、今季3勝目の権利を得て降板となった。
ドジャースは初回、過去サイ・ヤング賞に2度輝いた相手右腕デグロムから、産休制度で欠場の大谷翔平投手に代わる1番・エドマンが先頭打者本塁打。1点の援護をもらいマウンドに上がった山本は、1番・セミエン、2番・シーガーを2者連続三振。3番・ピダーソンを左飛に打ち取り、3者凡退に抑えた。2回は1死から5番・ヤングに左中間二塁打を浴びたが、残り3人は全て空振り三振だった。
3回は2死からセミエン、シーガーの連打による一、三塁でピダーソンを一ゴロ。4回も2死から6番・ハリスの左翼線二塁打で得点圏に走者を背負ったものの、7番・バーガーをスライダーで空振り三振に仕留めた。5、6回は3者凡退で、7回は1死からハリスに右前打を許したが、バーガーからメジャー自己最多タイとなるこの試合10個目の三振を奪い、ハリスの二盗失敗で併殺。球数が102球に達して降板も、防御率は0.93と0点台に突入し、前々回登板の4日フィリーズ戦から18イニング連続無失点となった。
一方、トミー・ジョン手術からの完全復活を目指す昨年9月に504日ぶりの復帰登板を果たしたデグロムも、2回以降は2安打しか許さず7回まで1失点。山本に負けじと7三振を奪った。