覚醒した山本由伸が“ファンを魅了する先発”に選出! 米メディア絶賛「3億2500万ドルを投じた理由そのもの」
2025年4月24日(木)5時50分 ココカラネクスト

山本はMLB2年目で凄みを増している(C)Getty Images
ドジャースの山本由伸はメジャー2年目の今季、ここまで5試合に登板し、防御率0.93という数字を残しており、勝ち星も3勝をマークするなど好調を維持している。
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4月18日の前回登板、敵地でのレンジャーズ戦では7イニングで102球を投じ無失点、10個の三振を奪うなど圧倒的なピッチングを披露。チームはこの試合を3-0で勝利し4連勝を達成。背番号18はエースと呼ぶに十分な結果を残し、白星の立役者となっている。
開幕からセンセーショナルな活躍をみせている山本に対し、米国内では賛辞が鳴り止まない。米スポーツサイト『FANSIDED CALL TO THE PEN』が現地時間4月21日、「2025年シーズン序盤でファンを魅了しているMLB先発投手5人」と銘打ったトピックを配信。各チームエース級のスターターとともに、山本をそのうちの1人に挙げた。
同メディアは、山本の現在までの内容について、「ドジャースの日本人スターは、今季防御率0.93という驚異的な数字を記録しており、マウンドで圧巻の投球を続けている」と絶賛しており、さらに、「ヤマモトが今季ここまで大活躍している理由は、ストライクゾーンへの抜群の制球力や、ゴロを打たせる能力の向上など、さまざまな要素がある」と分析する。
さらに、「奪三振率(K%)は35.2%という見事な数字で、ここまで被本塁打はわずか2本にとどまっている」と指摘。直近3試合の先発ではいずれも無失点を続ける日本人右腕の突出するスタッツも称えている。
その上で同メディアは、「『ルーキー』として迎えた2024年も好印象だったが、今季のヤマモトこそが、ドジャースが26歳の彼に3億2500万ドルを投じた理由そのものだ」として、入団時に話題となった“巨額契約”に相応しいパフォーマンスであると強調している。
トピック内で山本以外に紹介されているのは、クリス・バシット(ブルージェイズ)、ハンター・グリーン(レッズ)、タイラー・マーレ(レンジャーズ)、ギャレット・クロケット(レッドソックス)の4人。何れも、山本を上回るメジャーキャリアを持ち、同じく開幕から好成績を残す投手が並ぶ。
ドジャース加入2年目を迎えた山本が、メジャーリーガーとしてさらなる飛躍を遂げるべく、最高のスタートを切った。他球団のエース格の投手と鎬を削りながら、今後もさらにそのポテンシャルは発揮されていくはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]