涙なしでは見られない… 山本由伸、熱投で“まさかの光景”「鳥肌立った」「カッコよすぎ」 監督やコーチ、チームメイトが見せた“胸熱シーン”「これぞエース」
2025年5月22日(木)22時45分 ABEMA TIMES

【MLB】ドジャース4-3ダイヤモンドバックス(5月20日・日本時間5月21日)
5月20日(日本時間5月21日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦で、ドジャース・山本由伸とチームメイトたちとの信頼と絆を感じさせる場面が話題となっている。
1-0、ドジャース1点のリードで迎えたこの試合の7回表・ダイヤモンドバックスの攻撃、2死一、三塁、打席には6番パビン・スミスと、一打同点という場面で、マウンド上の山本はベンチの指揮官とアイコンタクトをとった後で頷くと、デーブ・ロバーツ監督の傍らに控えていたマーク・プライアー投手コーチも、一度と立ち上がりかけるも、思い直したのかマウンドに行くことを思い留まり、選手たちに任せる形に。すると、マウンド上の山本の元に捕手のウィル・スミスのほか、ムーキー・ベッツ、マックス・マンシーら内野陣が集まり、山本を気遣うように声をかけたものの、山本の表情は“大丈夫”と言わんばかりな穏やかな笑顔。それを見たベッツらも笑顔になり、プレー再開となった。
山本は、外の縦軸を使った配球でスミスを追い込むと、カウント2-2からの6球目、外角低め、絶妙なところへと投じた147km/hのカットボールで見事、空振り三振に。その瞬間、マウンド上の山本は力強い“勝利の雄叫び”を上げながら、雄々しいガッツポーズを見せることとなった。こうしたベンチと選手との信頼、選手間の絆を感じさせる場面に、ファンからは「泣ける」「名場面」「カッコよすぎ」「鳥肌立った」「これぞエース」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この日の山本は7回・110球を投げ切り、被安打1、与四死球2、奪三振9の無失点投球。打線の援護が乏しいなかで、虎の子の1点を守りきった。また、試合の方は土壇場9回にダイヤモンドバックスが同点に追いつき、延長10回にはさらに2点を加えて勝ち越しに成功したものの、その裏、ドジャースが脅威の粘りで3点をもぎ取り、4-3で劇的なサヨナラ勝利を収めている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)