こんなの絶対打てない! 山本由伸、魔球が落ちすぎて“打者に異変”「えげつない」「タチ悪い」 思いきり“マン振り”→体勢がスゴいことになる
2025年5月23日(金)11時45分 ABEMA TIMES

【MLB】ドジャース-ダイヤモンドバックス(5月20日・日本時間5月21日)
【映像】山本由伸、魔球が落ちすぎ→打者の体勢がスゴいことになる
5月20日(日本時間5月21日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦で、ドジャース・山本由伸が魔球スプリットで豪快な三振を奪った場面が話題となっている。
両チーム無得点のまま迎えた4回表・ダイヤモンドバックスの攻撃、1死一塁、打席には3番のルルデス・グリエル・ジュニアという場面で、山本は初球、真ん中低めいっぱい、124km/hの緩いカーブで見逃しを誘ってストライクを先行させると、続く2球目は、やや外寄り低め、154km/hの快速球でファウルを打たせてカウント0-2と追い込むことに。3球目、外角高めに外した153km/hの速球を挟んでの4球目、山本は内角低めいっぱい、膝元へ、152km/hのシンカーを投じるも、グリエル・ジュニアもなんとかバットに当ててファウルに。そして注目の5球目、山本が投じたのは、手を出してしまう高さから、ベース手前で微妙にブレーキをかけつつ急落下する146km/hのスプリット。このスプリットを打ちに行ったグリエル・ジュニアであったものの、一気に内角低めのボールゾーンへと落ちるその落差についてはいけず、空振り三振に倒れることとなった。
打者目線でいえば、データ上、ウイニングショットにはある程度の確率で落ち球が来るとわかっていながらも、結局は捉えきることができずに三振を奪われるという、こうした山本の投球と、それを支えるスプリットに、ファンからは「こんなの絶対打てないw」「タチ悪い」「マジ無理だろ」「落ち方エグい」「えげつない」といった様々な反響が巻き起こることに。
昨季、瞬く間に話題となった“ヨーヨーカーブ”に続き、今季は指揮官も「ストライクだと思ったらボールゾーンに落ちる」「直球もスプリットも打者には同じように見えている」と太鼓判を押すスプリットで三振の山を築く山本。今季は現在のところ68奪三振、奪三振率10.55をマークしているが、今後、どこまで数字を伸ばすこととなるのか、注目したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)