アーセナル、攻撃強化へPSGデンベレ獲得を希望。イサクと共演か

　近年プレミアリーグでの優勝争いに何度も迫りながら、あと一歩届かない状況が続いているアーセナル。今2024/25シーズンも再びリーグ2位でのフィニッシュが濃厚となっており、その要因のひとつとして、攻撃面の非効率さと、FWブカヨ・サカへの依存が指摘されている。

　そうしたなか、アーセナルが攻撃陣の補強として注目しているのが、リーグ・アンの強豪パリ・サンジェルマン（PSG）所属のフランス代表FWウスマン・デンベレだと、UKメディア『Caught Offside』が報じている。

　現在キャリア最高ともいえる好調を維持しているデンベレは、今シーズン全コンペティションで42試合に出場し、得点32アシスト8という成績を記録。過去には不安定さを指摘されることも多かったが、このパフォーマンスはプレミアリーグの複数クラブの関心を引くには十分であり、アーセナルもその1つとされる。

　さらに、アーセナルは同リーグのニューカッスル・ユナイテッド所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得にも関心を示しているとのこと。​イサクは今シーズン、リーグ戦第33節まで30試合で21得点6アシストを記録しており、その得点力が評価されている。​ただし、ニューカッスルはイサクの放出に消極的であり、移籍金として1億ポンド（約189億円）以上を要求する可能性があると報じられている。

　一方で、PSGはデンベレとの契約延長を模索しており、リバプールも獲得に動いているとされる。デンベレ自身がPSGの本拠地から約75キロの距離にあるヴェルノン出身であることも、移籍交渉に影響する可能性があるだろう。