GMOプロデビュー戦の太田蒼生が上海ハーフマラソンで日本人トップ

2025年4月20日(日)13時58分 スポーツ報知

太田蒼生はGMOインターネットグループ所属としてデビュー戦となった上海ハーフマラソンで日本人トップ

 青学大を卒業してGMOインターネットグループ所属のプロランナーとなった太田蒼生(22)が20日、「プロデビュー戦」として、中国・上海ハーフマラソンに出場し、1時間3分5秒(記録は速報値)で日本人トップとなった。

 青学大では箱根駅伝に4年連続出場し、そのうち、3度優勝に貢献した太田は、東京世界陸上マラソン日本代表選考を兼ねて行われた東京マラソン(3月2日)に初挑戦。36キロで途中棄権に終わったが、序盤は世界のトップランナーと先頭集団を走り、存在感を発揮した。レース後、大会を通じて「今回のレースは低体温と低血糖により途中で離脱していまいましたが、前半から自分がやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました。オリンピックで金メダルをとるために一歩踏み出せたと思います。次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」と意欲的なコメントを残した。

 2028年ロス五輪男子マラソンで金メダルという究極の目標に向かって、新制度の「ファストパス」で日本代表を狙うプランを持つ。27年3月までに指定大会で男子は2時間3分59秒、女子は2時間16分59秒を突破した最上位選手は、同年秋に開催される日本代表選考レース(MGC)を待たずに日本代表に内定する。「ベルリンでファストパスを狙います。来年の東京マラソンでリベンジしたい」と今後の目標を明かす。その第一歩として、上海で「GMO太田蒼生」として順調に走り出した。

スポーツ報知

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