6点差大逆転!壱岐OBの北九大・小畑仁誠が同点適時打など3安打「優勝していい情報を...」島に届けるぞ
2025年4月20日(日)19時53分 スポーツニッポン
◇九州六大学春季リーグ戦 北九大7—6九大(2025年4月20日 久留米)
2回を終えて0—6。北九大には苦しい序盤戦だったが、ベンチの声は活発だった。
「しんどい試合でも明るくしてくれるチームメートがいっぱいいるから。そういう人たちを見ていると、一生懸命やらないと、となります」
こう話したのは4番の小畑仁誠(3年)だ。コツコツと点差を縮めて5回を終えて2点差まで接近。8回に1点差まで迫りその小畑が中前に同点の適時打。「みんなもつないでくれたので、それに乗っかってやっていこうと思いました。結果が出て良かったです」と喜んだ。9回に暴投で勝ち越した。
壱岐島生まれ。壱岐OBだ。今春の選抜に後輩たちは21世紀枠で初出場。テレビ観戦で勇姿を焼きつけ「ぐっとくるものがありましたね」と感慨深げに話す。北九大は兄の翔大さんがプレーしていたことで進んだ。チームは1敗をキープ。次週は同じ勝敗の福岡大との対決だ。
「北九大が優勝して全国に行けば(島にも)いい情報がいくと思うので、そういう気持ちを胸に頑張っていきたいなと思います」と目を輝かせた。今度はいいニュースを届ける番だ。