【香港QE2展望】ドバイから転戦の3冠牝馬リバティアイランドに勝機
2025年4月20日(日)21時13分 スポーツニッポン
JRAでG1・3レースの海外馬券発売が行われる「香港チャンピオンズデー」が27日、シャティン競馬場で開催される。メイン8R「クイーンエリザベス2世カップ」(芝2000メートル)には日本馬3頭が参戦する。
3連覇中のロマンチックウォリアーが不在。ならば昨年の香港カップで強敵と好勝負を演じた日本馬2頭を上位に評価したい。23年の3冠牝馬リバティアイランドは初めての当地遠征だった暮れの香港カップで2着に好走。直線は大外から鋭く伸び、地元の怪物に迫った。今年初戦のドバイターフは8着に敗れたが、実績のある舞台で巻き返す。
23年の日本ダービー馬タスティエーラは昨秋、天皇賞2着→香港カップ3着と完全復調をアピール。こちらも2度目の香港遠征でビッグタイトルを狙う。フランス調教馬ゴリアットは昨年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを快勝。レーティング126はメンバー首位。昨秋、来日したジャパンCは6着に敗れたが、2度目のアジア遠征で反撃に燃える。プログノーシスは近2回の当レースで連続2着。天敵不在なら悲願のG1タイトルも狙える。キャップフェラ、ルビーロットの地元勢も侮れない。